ナムグン・ヨンフンのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
売れる文章を書きたければ読んで損はない。
著者は韓国の作家で小説や童話の賞を複数持ち、文章術のレッスンなどもしている。
その手法が収められた一冊。
文章が上手くなりたければ、文章術などを知っているだけではいけない。とにかく書かなくてはいけない。どうすれば書けるか、どういう練習を積めば上手くなれるかを挑戦しやすいハードルの高さで説明する。chatGPTの活用も示している。
この本で初めて知った用語がシノプシスとログラインだ。
シノプシスは原稿を紹介する企画書、ログラインはその中で作品の内容を一行に要約した文。
今まであいまいなプロットで書き始めて詰まっていたが、これなら目的からぶれずに書き上げることができそうだ。
本の内容は理解しやすく、著者のメソッドが詰め込まれている。この書評も一応なぞらえて書いている。これからたくさん活用していこうと思う。 -
Posted by ブクログ
表紙に原書のタイトルも書いてあります。『평생 돈 버는 비즈니스 글쓰기의 힘』──直訳すると、『生涯お金を稼ぐビジネス執筆の力』です。邦題の『みんなが読みたがる文章』よりも、内容をそのまま表していると思います。つまり、文章を書いて稼ぐために必要なことについて書かれた本です。
邦題は、本書に書かれたノウハウの一部──例えば、「読者が必要としているテーマ、読者が好むテーマを選ぶべきです。」(P.345)というような部分を拾っただけにすぎません。手っ取り早く稼ぐつもりで本書を読むと、成功に近道は無いことを思い知ることになります。
「書いて稼ぐこと」において重要なことは、「稼ぐこと全般」に通ずるものだと、本書を読んでいて感じました。この点には著者も触れており、エピローグでこう書いています──「文章を書く思考は、事業を進行する思考と同じです。『習得し、運用し、創意し、実現する。読書で知識を習得し、思考を拡張し、融合と批判をし、文章としてアウトプットする』このように、ふたつとも同じサイクルを持っているのです。」(P.419)と。
本書は、作文指南書であるに留まらず、「稼ぐ力」をいかにして身につけ鍛えていくかを説く自己啓発本だと思います。色々な自己啓発本の著者プロフィール欄に並ぶ高学歴や権威ありげな肩書きにうんざりしている人は、「独学で書くことを覚えた」と潔くプロフィールに書いた著者による本書をぜひ一度手に取ってみてください。きっと、挑戦する勇気が湧いてくるはずです。