栁瀬一樹のレビュー一覧

  • 宣伝は差異が全て 邪神ちゃんドロップキックからマーケティングを学ぶ

    Posted by ブクログ

    社会において強者になれていない(=つまり弱者な)自分には非常に刺さる本だった。生き方という抽象的な概念から仕事の仕方や時間の使い方、その内容という具体の概念までに影響を与え得る本だと感じる。何より、論より証拠を邪神ちゃんというコンテンツの軌跡が体現しているので、なんかよく分からんけど頑張ってきたんだなとグッとくる。学びが多いのにメンタル的な背中も押されるのは心地が良い。よって⭐︎5

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    2025年10月10日
  • 宣伝は差異が全て 邪神ちゃんドロップキックからマーケティングを学ぶ

    Posted by ブクログ

    邪神ちゃんドロップキックの宣伝プロデューサーによる、弱者コンテンツの必殺「差異」マーケティングですのー

    よく「サプライズを」とか「今までやったことないことを」とかのお題を無茶振りされて、結局丸く収まるのは、お互いリスクを取れない受発注関係の常ですが、ここにあるのは「差異」という名の下に繰り広げられる生き残りをかけたゲリラ戦法であり、もはやその手法自体がコンテンツとなっていて、さながら邪神ちゃんバトルロワイヤルを読んでいるようでした

    そもそも、著者が東大大学院生でオタクアニメの宣伝プロデューサーをやってる時点で、この本最大の「差異」なんですが、そこはさすがの確信犯、ひとつ一つの「差異」の説得

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    2024年12月08日
  • 宣伝は差異が全て 邪神ちゃんドロップキックからマーケティングを学ぶ

    Posted by ブクログ

    ピンチはチャンスとよく言いますが、
    実際にそれを行うのは難しいですよね

    「邪神ちゃんドロップキック」が制作し続けているのは、まさにピンチをチャンスにしてきたからこそ

    円盤が売れなくて次に制作が危なくなった時
    イベントが台風で危うくなった時
    違法にアップロードされた時
    議会で決算が不認定となった時
    などなど、ピンチの連続

    蛇の道は蛇でありませんが、正攻法とは異なり、それをネタがネタになり、邪神ちゃんだから、まぁしょうがないと、ファンも納得し楽しむことができる

    snsの使い方などマーケティング本としてもキチンと使える一冊

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    2024年09月14日
  • 宣伝は差異が全て 邪神ちゃんドロップキックからマーケティングを学ぶ

    Posted by ブクログ

    アニメで一般的に行われている宣伝とは異なるマーケティングを多くやっている邪神ちゃん。その色々な宣伝施策とその選択背景を垣間見れる。私は邪神ちゃんを全然見てないのだけど、それでもすごくおもしろかった。色々な選択肢がある中で、選んでほしいものをアピールしないといけないときって、アニメ宣伝に限らず数多くあると思うし、「そんなことこっち側ではどうしようもなくない?」と思うことも多いけど、それを諦めずにアイディアを出したり逆境を活用したり、その発想が新鮮でよかった。

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    2024年12月29日