髙田一宏のレビュー一覧

  • 新自由主義と教育改革 大阪から問う

    Posted by ブクログ

    「新書」というのは、著者の知見に関して、専門的な事柄も含めて判り易く説き、一般読者が様々な考える材料を得られるというモノなのだと勝手に思っている。
    そうした意味で、自身にとっては「関心は在るが、詳しいのでもない」という分野である「教育」に関して、専門の研究者が工夫をして纏めたと見受けられる本書は、実に興味深かった。
    「専門の研究者が」とでも言えば、酷く難解な内容が在るような気がしないでもないかもしれない。が、扱っている内容は小中高の教育活動等を巡る事柄で、難解という訳ではない。また、「大学の先生が、新入生に向けて論点を丁寧に整理して行う講義」という感じ、或いは一般の人が聴講する、参加するという

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    2024年09月26日
  • 新自由主義と教育改革 大阪から問う

    Posted by ブクログ

    全体的に内容は同意ではあるのだが、日本維新の会のやったことを否定ありきで評価しているように見受けられる。
    ただ、本当にまるでダメだったのか、それとも批判ありきで書いてあるのか判断が難しい。

    結果主義に行き過ぎる、いわゆる新自由主義に傾倒しすぎるのはよくないと自分も思う(データ上、思ったより格差は拡大していないが)
    ウェルビーイングというより、経済成長のための手段のようには確かに思える。
    個人的には格差の是正、つまり下の層の底上げが重要だと思う。

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    2025年06月02日
  • 新自由主義と教育改革 大阪から問う

    Posted by ブクログ

    3.0 大阪の教育改革の破綻しているところを指摘する専門書。何のために学び、どんな力をつけたいかの教育の原点を明らかにしようとしている。

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    2024年12月04日