宇山孝人のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
インド藍、琉球藍との対比でタデアイの植物特性、品種と栽培法を収録。利用の歴史では、とりわけ染料としての阿波藍の製法を解明し歴史に及ぶ。浴衣や帯に使われた「型染め」技法を紹介しつつ、発酵建て以外のブドウ糖建て、生葉染、煮出し染め、たたき染め、沈殿藍によるウール染めを紹介。藍をベースにした各種重ね染めの色味も紹介。「顔料」としての利用ではクレヨン、藍墨などへの可能性にも言及し課題と展望をひらく。
「田舎の本屋さん」解説より
いろんな染色や藍染の本を手に取ってみたけど、一番網羅している感じ．
最初に8ページのカラー写真の、植物としてのアイ、藍染、藍染料の利用、すくもとすくも作り、藍の重ね染めがある