北原大翔のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
心臓外科手術に関する質問に対して一問一答、必ずしようもない冗談を入れながら、分かりやすく解説してくれる。知らない世界だけに、聞いていて楽しい。下手ウマ?な著者のイラストもあり、これはこれで解説には必要十分でもあり、よく分かる。現役の外科医が書いた本は多くないので、それだけでも貴重な本だ。
分かった気になっていたがよく知らなかったというか意識していなかった事。心臓は、脳や他の臓器の血液循環のために存在するので、手術中は心臓を止め機械にその機能を任せる。脳に血が送られなくなると脳死してしまうが、その役割さえ果たせていれば心臓はなくとも生活は可能。
心臓萎縮手術はその結合の難しさよりドナー確保や -
Posted by ブクログ
真面目な本かなーと思ってたら、だいぶ砕けた内容はだった。233の話の中の9割以上は、しょうもないギャグを入れている。シンプルとはいえ、よくもそこまで、思いつくのかと思ってたらYouTuberだったのか。納得。手術中は雑談があったり、リラックスしてるや、自分の家族の手術はしないといったある程度予想できたのものから、成功率1%の手術はしないや医師でも受けたくない検査など、よく考えたら納得もの。そのほか、袖の下があったやいじめはあるかといった職業について。科学的な人体の謎、心臓にも癌ができるというのは新たな知識だった。
読みやすいので、気楽に読めるのがよかった