Chilla'sArtのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ゲームクリア後(視聴後)に読むと理解が深まると思います。私はゲーム実況を見た事があるくらいの理解度で読みました。ゲームの展開と殆ど同じであるため、それ以上に面白いということはないかもしれません。然し、主人公の情報やその主観に基づき、ゲームのテキストでは表示されなかった主人公の思いがわかるのが面白く全体の理解が深まりました。
あくまで私の感性の問題かもしれませんが、もとのゲームがそこまでのホラー度合いではないこともあり、本書はそのゲーム以上に怖くないと思います。完全にホラー無しではありませんが、ホラーテイストくらいの気持ちで読むと良いでしょう。強いて言うなれば『夜間警備』が一番怖いと思います。
既にゲームを知っていてざっとホラーに触れたい、ゲームの理解を深めたい方におすすめです。 -
Posted by ブクログ
ホラーゲームメーカーChilla's Artさんのゲームをノベライズした作品集。YouTubeのゲーム実況や考察動画でよく取り上げられていて、実際ゲームはやったことはないけど馴染みはあったので読んでみた。作家さんが書いているけれど当然ながらチラズアートさんの監修は入っているので、物語の真相などは合っているよう。
チラズアートさんのゲームはいじめ・虐待・ストーカー被害・宗教などのリアルな社会問題を背景としているので、そこがプレイヤーに感情移入させやすいのかもしれない。全てを語りきらない、考察させるセリフや演出も小説と違ってゲームならではだと思う。それと登場人物の言動がいちいちツッコミどころ多々だったり、マルチバースで活躍する船橋というディスりキャラも面白くて、それもこのノベライズでしっかり描かれていた。
「閉店事件」「夜間警備」「誘拐事件」「パラソーシャル」「夜勤事件」
個人的には毒親の育児放棄をベースに姉弟の奇妙なサバイバル劇を描いた「誘拐事件」が印象に残った。
*直接本書とは関係ないけれど、挟まっていた販促用と思われる小冊子『こわい本あります 怪談集』がタダなのに贅沢で驚いた。背筋さんや寝舟はやせさんなどの2〜5ページの短編が収録されている。ヨシモトミネさんの短編が不気味で面白く、著者に興味が出て『この会社は実在しません』を読んでみたくなった。……しっかり販促効果あげている(笑)。 -
Posted by ブクログ
ホラーゲーム実況でお馴染みの、チラズアートのインディーホラーゲームのノベライズ。
どれもゲーム実況動画で見ておおいに怖がらせていただいた作品。
ゲーム内容がほぼ忠実にノベライズされていて、かつゲームにはない主人公(プレイヤー)の心理描写もあっていいノベライズだと思った。
ゲーム内では事の真相が詳しく語られないこともあって様々な考察がされていた部分も小説ではこういう解釈なのね、というのも面白く読ませていただけました。
音や映像による怖さが得られない分は主人公の心理描写による怖さでカバーできていたと思う。
ゲーム特有のあの音とかが苦手な人にはちょうどいいのではないかと。