大人になってわかる植物園の良さ
子どもの頃は動物園が好きだった。動き回り、声を発し、時に驚くような生態を見せてくれる、動的な物に心惹かれた。一方、植物園の良さは大人になってから沁みてくる。静的な印象の植物だが、一年中花が咲いている植物はなどなく、葉が開いたり、成長したり、花を咲かせ実をつけ、落葉する…いろいろな変化が楽しめる。本書の舞台(?)の筑波実験植物園には3月ごろに行ってきた。植物は芽を出し、鼻をつける頃だったが、今頃はどんな変化をしているのか。当植物の展示の裏側を知れる本書を読んだ今、また行ってみたくなってきた。