桜井真城のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ初読みの作家さん。しかも時代小説、しかも岩手・南部藩の方言丸出しで、慣れるまですごい読みにくかったというか、読むのに時間がかかった。でも後半は慣れたのか、いつものスピードで読めたわ。何でこれ読もうと思ったんだっけ、と調べたら、新聞で宮部みゆきさんが書評を書いてたからだわ。第18回小説現代長編新人賞受賞作。それにしては読んだ人が少なすぎる。江戸時代の平和が奇跡的に200年以上も続いたんだから、キリスト教を禁止にしたのはやはり正しかったんだろうか。宗教って何だね、とやっぱり思うね。自害は禁止されてるのに、他人をあっさり殺せるって、そんな教えある?
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Posted by ブクログ
ネタバレ宗教の台頭に渦巻く東北の舞台と、
そこに蔓延る陰謀を探る間者・景信の旅路。
私にとっては新鮮で読み応えがありました!
ただ、世界観は素敵で面白かったのですが、訛りに精通がないせいで肝心のセリフが読みづらく‥。
所々、雰囲気で読み進めていました。
それと使い所が思ったより少なかったせいか
ウリの「声色使い」がどこか弱い気が‥。
さらに、何か確信する場面でも、根拠よりもどこか勘頼りなところが、
少し物足りないかなと思ってしまいました。
でも、人間味のある間者・景信のキャラクター性は魅力的で、
時代背景も奥深さを感じました。
ラストもどこか含みのある終わり方でしたし^^
再読してみたらもっと