「頭の回転が速いとは何か」という問いに対して、大喜利を例に説明しているような一冊。ともすれば大喜利解説書と捉えられかねないが、ワタクシはどちらかと言えばマイナス事な出来事をプラマイゼロまで持っていくための指南書として位置づけたいと思った。
個人的に好きだったのは、
お題「行列に割り込んできた人をいやな気持ちにさせてください」
回答「友達に電話するフリをして『今、割り込んできた人の後ろにいるんだけど』と言う」
という問答。このようなやりとりを頭の中で繰り広げるというアイディアは面白いと思ったので、参考にしたい。