西田理酉のレビュー一覧

  • 奥会津の人魚姫

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    会津の特産物が、要所要所に出てきて、想像しながら読めた恋愛ミステリー小説でした!双子の姉妹が、人魚姫の童話のような切なさと、計算高さが有り、とても面白かったです。

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    2022年10月13日
  • 奥会津の人魚姫

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    正直なところ、ミステリーとしては先が読める展開であったけれど、登場人物が皆んな魅力的で、そのセリフの儚さと、奥会津の自然の美しさと、自分の推理が合っていることを、ひとつひとつ確かめながら楽しむことができた。

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    2023年06月28日
  • 奥会津の人魚姫

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    ネタバレ

    友達に、陶芸家で本も書いてる人がいる、
    と本を貸してもらって読んだ。

    浴槽で亡くなった汐里は、実は双子の乙音だったのではないかと千景が疑って、友人の鍛冶内が調べるという物語。
    でもこれはミステリーというよりもファンタジーだなあと思った。
    表紙のペンダント。おそらく写真を入れるもので、麦わら帽子の少女が描かれているが、マンガっぽい。これならシルエットとかのほうが良かったと個人的には思った。

    ヒロインの乙音たちが「おじさま」と呼ぶのが、映画の寅さんに出てくる泉ちゃんみたいで、(泉ちゃんはおじちゃまだったかな)
    乙音たちのイメージが泉ちゃんになってしまった。(美女なんで問題ない)
    話し方も、田舎

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    2024年12月21日
  • 奥会津の人魚姫

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    ネタバレ

    先日福島に帰ったときに本屋で見つけて即購入。会津のことは全然わからないけど、それでも楽しめた作品。会津の自然豊かな描写に癒やされた。

    友人の妻である双子のかたわれをめぐる謎解きで、途中双子の行動に予想がつくところがあり(実際予想は当たった)、全体として読みやすかった。ただ登場人物の口調が終始昭和〜平成初期を感じさせる(二十歳の娘が「おじさま」呼びをしたり「ヒッキーでプー」と自称したりする)くせにタブレット端末が出てくるので、慣れるのに時間がかかった印象。ここは作者の若い頃の感覚が強いのかもなあ……。

    ともあれ会津はいいとこ、馬刺し(作中には出てこない)食べに行きたくなった、只見線(こっちは

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    2023年02月19日