西田理酉の作品一覧

「西田理酉」の「奥会津の人魚姫」ほか、ユーザーレビューをお届けします!

作品一覧

  • 奥会津の人魚姫
    NEW
    4.0
    1巻1,358円 (税込)
    娘の死を写した 一枚の写真に隠された謎に迫る 衝撃のミステリー小説 親友千景の誘いで奥会津を訪れた鍛冶内は、千景の結婚相手である美少女乙音と出会う。 美しい上に性格のいい乙音にすっかり魅了された鍛冶内だったが、 千景は彼女がいないところで意外な話をする。 それは先日湯船で溺死したのが本当は乙音で、 自分が結婚したのは乙音とは双子の間柄だった汐里ではないかというのだ。 汐里は千景との過去のいきさつが原因で性格がねじまがってしまっていたが、 唇下のホクロ以外見分ける術がない。そして溺死した全裸の娘を撮影した 絶美な写真「奥会津の人魚姫」のフレームを鍛冶内の前で露わにする。 ステージ4のガンに冒され、死期が近い千景の命を掛けた頼みを受けた、 鍛冶内による愛憎を巡る謎解きが始まった。

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  • 奥会津の人魚姫

    Posted by ブクログ

    会津の特産物が、要所要所に出てきて、想像しながら読めた恋愛ミステリー小説でした!双子の姉妹が、人魚姫の童話のような切なさと、計算高さが有り、とても面白かったです。

    0
    2022年10月13日
  • 奥会津の人魚姫

    Posted by ブクログ

    正直なところ、ミステリーとしては先が読める展開であったけれど、登場人物が皆んな魅力的で、そのセリフの儚さと、奥会津の自然の美しさと、自分の推理が合っていることを、ひとつひとつ確かめながら楽しむことができた。

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    2023年06月28日
  • 奥会津の人魚姫

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    先日福島に帰ったときに本屋で見つけて即購入。会津のことは全然わからないけど、それでも楽しめた作品。会津の自然豊かな描写に癒やされた。

    友人の妻である双子のかたわれをめぐる謎解きで、途中双子の行動に予想がつくところがあり(実際予想は当たった)、全体として読みやすかった。ただ登場人物の口調が終始昭和〜平成初期を感じさせる(二十歳の娘が「おじさま」呼びをしたり「ヒッキーでプー」と自称したりする)くせにタブレット端末が出てくるので、慣れるのに時間がかかった印象。ここは作者の若い頃の感覚が強いのかもなあ……。

    ともあれ会津はいいとこ、馬刺し(作中には出てこない)食べに行きたくなった、只見線(こっちは

    0
    2023年02月19日

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