山田剛毅のレビュー一覧

  • クトゥルフ神話生物解剖図鑑

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    昭和の怪獣や妖怪、UMAの勝手な解説本を思わせる解剖図鑑。
    勿論その体を意図して取ってはいるのだろうけれど、邪神心臓とか生贄袋とかのわかりやすく思いついたままに書いたのだろうと思わせる名称と説明文、そして浮世絵として描かれるしょうもない場面、基準のよくわからないグラフとか、それ風がてんこ盛りの書籍。
    流石に昭和の頃のように無茶苦茶ではないけれど、その空気をクトゥルフで味わえたのはよかった。

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    2025年07月23日
  • ラヴクラフトとクトゥルフ神話に学ぶ 名状しがたい英単語図鑑

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    中高生向けの英単語図鑑で、クトゥルフ神話を題材にしている。例文やイラストも全てクトゥルフ関係で、英語の勉強としてではなく単に面白くて読んだのだが、イラストに気を取られて下の例文に目がいかないことも。
    ”名状しがたい”がunspeakableなのは初めて知った。英語だとおどろおどろしくない気がする。
    ラヴクラフト作品でよく使われる品詞ランキングが載っているが嬉しかった。

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    2024年10月21日
  • クトゥルフ神話生物解剖図鑑

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    クトゥルフ神話に登場する生物の解説図鑑。相関図や家系図、それぞれの生物のイラストや能力、生息地なども書いてある。ラヴクラフトは一応読んだことはあるが全体的にモヤモヤした印象だったので、整理されていてわかりやすかった。後半は用語解説、作品解説でこちらもしっかりしていて読みごたえあり。もう一度ラヴクラフトを読みなおしたくなった。

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    2024年08月20日
  • クトゥルフ神話生物解剖図鑑

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    クトゥルフ神話に登場するクリーチャーの解剖図鑑。

    今更、大伴昌司のパロディか・・・ と僕などは感じてしまうのだが、同人誌でヒットしたものの商業出版版とのことなので、
    最近の若い人達には3周ぐらい回って面白く感じられるようになっているのだろう。

    大伴昌司的怪獣図解のパロディとしては良くできていて、同人誌で売れたというのも理解できるクオリティではある。

    また、書籍の後ろ半分は文字ベースの用語解説が占めているが、この用語解説が用語解説の域を超えた読み物となっており、
    各クリーチャーが登場する作品のあらすじや書かれた経緯などがコンパクトにまとめてあって読み応えがある。
    ラブクラフトは昔一通り読ん

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    2024年06月04日