稲葉裕美のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
1日2日でサクッと読める。入門と書いてあるだけあって、ターゲットは社会人3年未満、くらいの否デザイナー。もしくは、同等の知識のこれまでデザインに関わってこなかった方。つまりデザインを発注したり考え始めたりした方達。見事にそのターゲットにあった本だと思う。
入門なので、断片的ではあるがデザイナーの生態についてよく理解が出来ると思う。デザイナーにも質の差があるので、必ずしもここで語られるデザイナーだけでは無いが、一般論としては理解しやすい。逆にほとんどのデザイナーから見ると、こんなもんじゃ無いという反論も多分多数でる。それくらい複雑な状況だとは思う。なので、これを、読んで納得してるデザイナーは自身 -
Posted by ブクログ
ネタバレデザインについてわかりやすく教えてくれる良著。
稲葉先生のクラスを受講したことがあるが、当時のわかりやすい話が思い出される。
デザインのリテラシーの話が途中あるが、新規事業にも同じことが言えそうだなと強く共感した。わからないから議論にならないという部分。
メモ
・本当に見ている状態になることが第一歩
・デザイナーだけの圧倒的な強み
視覚から情報を伝えること
感性的価値を生むこと
人間中心で考えること
・感性的価値とは
美的、情緒的、精神的などの観点において、喜びを感じること
・デザインの起こりはもっと人の生活に寄り添った良いものを届けなくてはという警鐘
・人間の本質を探求する -
Posted by ブクログ
後半はデザイン力を磨くための具体的なアクションが載っていて良かった
カルチャー雑誌を読むこと、衣食住にこだわること意識していきたい
生活を豊かに楽しもうとしているからこそ、そう言った気づきを得られるのです。そしてそれが発想の種になっていきます。こう言った小さなこと1つ1つをなんでもいい、どうでもいいと片付けてしまうのはもったいないことです。生活に無頓着でいることは、喜びを感じるための感度を鈍らせてしまいます。そうするとだんだんと、何にも気づけない人になっていってしまいます。自分が深く生活とかかわり、楽しんでいるからこそ、他者を喜ばせるアイデア発想につながるのです
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Posted by ブクログ
「今、ビジネスの世界でデザインは大きな注目を浴びています」
これに共感して読み始めました。
以下、本書で学んだこと(目次から)
・センスは生まれながらの才能じゃない
・デザインを多数決で決めるのは間違い
・デザインは言語化できる
・デザインの役割
1 視覚から情報を伝える
2 感性的価値を作る
3 人間中心で考える
・「美は細部に宿る」をマインドに叩き込む
・知識のインプットでデザイン力は伸びる
・「ヤバい」「すごい」「カワイイ」で終わらせるのはやめなさい
・衣食住へのこだわりがすべての基本
デザインセンスが良い=絵が上手に描ける ことだと理解していた自分は、デザインをほとんどわ