白石忠志のレビュー一覧

  • 法律文章読本

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    なるほど、そういうことか!と思える記述が満載。随所に散りばめられた著者独特のユーモアにクスッとなる。以下は付箋を貼った箇所の要約。

    「分かりやすいもの」を攻撃し、軽んじる風潮は、分かりにくいものが分かりにくいままで安住し、改善努力をしない、という結果を、同時に、もたらしている。p.iii

    「この〇〇」という意味で、「本〇〇」とする表現も、古い言い回しの一種である。p.25

    「みなす」=AはBに該当することとする。反論は認めない。
    「推定する」=AはBに該当することとする。ただし、反論は認める。pp.37,39

    いい加減なことを書けば読み手に直ちに見抜かれる、という状態を、自分で作るので

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    2024年07月18日
  • 法律文章読本

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     法律文章を読むとき、公用文を書くときの基本的なルールがわかり、大変参考になる内容であった。実務上の手引としても活用できると思う。

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    2024年07月08日
  • 法律文章読本

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    法的内容を含む文章を、読み手に向けて、正確に、わかりやすく伝わるように、書くためのヒントをまとめた一冊。しかし、ビジネス文書全般を作成するとき、いや、お互いに前提となる知識、文化、情報を共通にしない人々が、文書によって意思疎通を計ろうとするとき一般に、確実に役立つことが説かれています。
    さすが、白石先生。
    しかも、この本自体が、とても、わかりやすく、伝わりやすく、曇りなく、執筆されていました。お手本が示されているのです。ありがとうございました。
    御殿が建つほど、多くの人々に、手にとってほしい本です。

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    2024年05月20日
  • 法律文章読本

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    官公文献(公用文考え方や法令漢字使用等)をよりわかりやすく説明しつつ、著者の私見も多分に且つ比較的フラットに述べられている。私見の内容は個人的に共感できるものが多かった。良著。

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    2024年04月16日
  • 法律文章読本

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    公文書に限らず、契約書や取り決めなど、読みやすく、誤解がなく書く/読むための基本的なルールと考え方。バックオフィス系スタッフや上級営業職に読ませたい。

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    2025年01月13日
  • 法律文章読本

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    (法律文章に限らずに)読み書きの勉強になりました

    繰り返して読んで定着させたいです

    読み物としても、とても面白いです
    たとえば、「○○主体」は、えっそうなの!となりました

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    2024年11月08日
  • 法律文章読本

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    本書は、法令や行政文書をはじめとする法的な内容を含む文章、すなわち「法律文章」が読み手に向けて正確に分かりやすく伝わるようにするためのヒントをまとめている。条文の読み方等の基本や、公用文の標準的なのルールとしての「公用文作成の考え方」を解説するとともに、法律文章を書く際の法学者としての著者の心掛けも紹介されている。
    条文や公用文の読み方、考え方等が簡潔明快にまとまっており、法律文章を扱う公務員等にとって重宝な一冊である。読点の打ち方など、著者の法律文章に係る心掛けも納得性が高かった。正確で分かりやすい文章を作成する上で参照軸となる内容だと思う。

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    2024年06月16日