後藤ゆうこのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
内的家族システムでは、人の心というのは、1つの人格のようなものがあってそれがいい言動/悪い言動をするのではなくて、「パーツ」と呼ばれるいろいろな個性をもったサブ人格のようなものが寄り集まって形成されているという考え方をするらしい。
恥を感じるパーツ、怒りで我を忘れるパーツ、自分を否定しするパーツ、など。自分の人生を振り回す、自分の中の「悪いパーツ」は、傷つくような経験をした際に、「もう傷つけられない」ようにと自分を守るために生まれたものであり、その当時は生き抜くために必要なものだった。
主題になっている『「悪い私」はいない』、というのはそうした傷を負った当時のまま時間が止まっている、自分の中の「パーツ」を敵として、押し込めて排除しようとするのではなく、内省し自己対話をしていくなかで和解していくことで、人生を生きやすくより良きものにしようということ。
パーツの概念は、インナーチャイルドの概念に近しいものを感じた。また、「パーツ」との和解を進めていくセッションの中で、患者の心に現れるという「セルフ」の概念は、エゴと真我の関係に似ているなと思った。
イメージワークが豊富で、自分の感情に圧倒されてしまったり無意識的に望まない行動をついとってしまうような人は試してみると、効果があるかもしれない。
全体的に、「感じる」ことがメインで科学的根拠はなく精神世界、スピリチュアリティが根底にあるように感じたので、科学至上主義/左脳優位なタイプの人はあまり受け入れられないかも。 -
Posted by ブクログ
とても興味深かった。
翻訳ならではの読みにくさは多少あったが、概念として、日々にも臨床にも取り入れていけそうな要素があった。
スピリチュアルや宗教観などが少し取り入れにくさにつながるかなと序盤思っていたが、少し工夫すればそこもこえていけそうなくらい、自分のなかでは納得できた。普段意識したり、なんとなく考えていたようなことを言語化してもらえた部分もあった。
マインドフルネスやセルフコンパッション、ACTにも届くような考え方で、自分のベースにしていけたらとも思った時もあったが、ただ何かははっきりしないが、もうちょっとだけ何かピースが足りない感というか、あれなんか少しだけ違うな感も出てきてしまった。取り入れて自分なりにアレンジすればそこも埋まるものなのか、試しにまず自分にやってみようと思う。