近藤恒夫のレビュー一覧

  • 世の中への扉 ほんとうの「ドラッグ」

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    10代に語りかけるような文章で、とても読みやすかった。子供にも勧めたいと思った一冊。

    著者自身がかつて薬物依存症で、今はダルクの主催者。話が具体的かつ説得力がある。

    初めて薬物に手を出すのは、中1~中2頃が多いらしい。それも、せき止めとかガスボンベとか「警察に捕まらない」ものを友達から勧められてという理由が多い。一度やってしまえば、精神がクスリにのっとられる。クスリが切れた時に頭が痛いとか肉体的な症状はない。欲しくてたまらないという強い心の症状が現れる。だからクスリは悪魔だと著者は言う。

    「朝起きるとクスリのことしか考えられず、どこで手に入れるか、どこで使うか、そのことで頭がいっぱいにな

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    2020年06月26日
  • 世の中への扉 ほんとうの「ドラッグ」

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    生徒におススメされて読んだ本。
    サクッと読めて深く学べる。

    やっぱり本物の恐怖とかは体験した人の話を聞くのが一番だ…。しかしこれをおススメするってすごいな。いい奴だ…。

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    2020年12月08日
  • 世の中への扉 ほんとうの「ドラッグ」

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    ダルクの代表が子ども(小学校高学年~)に向けて書いた薬物依存症についての本。詳細な症例や、薬品の分析や説明はあまりないので、大人には物足りないが、子どもには十分。これ以上詳しいと、読解力のない子は読む気を失くすからちょうどよい。こういう本は、とにかく誰でも読めるというのが大事。
    この本の読みどころは、やはり著者の実体験の部分。いろいろな本で、依存症の症状は知っていても、依存症になる人がどんな環境に育ち、何が薬物に手を染めるきっかけになったのかを(プライバシーの問題もあり)詳細に知ることはできない。近藤氏の生い立ちを知ると、ちょっとしたことが積み重なっていったのが良く分かる。
    教育者の両親、家庭

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    2014年10月16日
  • 世の中への扉 ほんとうの「ドラッグ」

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    ネタバレ

    薬物依存から立ち直り、現在ダルクという薬物依存者回復施設を運営している著者による体験談が非常に生々しく書かれている。
    ドラッグが引き起こす悲惨な結末には身震いせずにいられない。
    また、ドラッグに関わる社会の取り組みの違いをアメリカやオーストラリアなどを例にして紹介されている。
    日本でできる支援や司法のシステムはどうあるべきかが問われているのだと思う。

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    2012年06月29日
  • 世の中への扉 ほんとうの「ドラッグ」

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    ダルクの近藤さんが過去に薬物中毒を持っていたというのをはじめて知った。実際に見たことあるけど、そんなふうには見えなくて、すごく温厚そうなひとやったので、ちょっと驚き。薬物中毒が病気、という意識が日本には少ないらしいですが、それもこのごろ変わってきたみたいで。こういう話は、自分も含め、自分のまわりには無縁である、と思いたいけど、実際のところはどうなのか、わからない。薬物という存在が、普段意識させられなさすぎて。

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    2015年10月21日
  • 世の中への扉 ほんとうの「ドラッグ」

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    ネタバレ

    世の中への扉シリーズ。少しいつも読むのより重い。ドラッグにはまった著者がそこから抜けられるのにどれだけ大変だったか、そして今もそういうことに悩んでいる人たちがいることが伝えられていた。
    このシリーズを読みながら、自分にできること、自分が大人として伝えていけることってなんだろう、といつも思う。本を書くまでに多くのことを見て、経験して、感じてやってきた人たちの経験談はいつも心に響く。
    このシリーズの本をこれからも読み続けたい。

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    2013年06月24日
  • 世の中への扉 ほんとうの「ドラッグ」

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    表紙が女子向けで可愛かったので読んでみました。
    うーん、なんとなく想像してた感じに近かったので★3つ。
    家は田舎だからドラッグなんて関係なさそうだけど
    中学生が大学生になったら都市にでちゃうからね。
    何を言い訳してもドラッグは×だな。

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    2012年08月17日