安達瑶のレビュー一覧

  • 生贄の羊 悪漢刑事
    悪漢刑事シリーズ第11作。
    入江も女にだらしなかった話。
    入江から友人の娘を探し出し連れ戻してほしいという依頼のため、東京の警察庁に出向させられて捜査を始めるが逮捕権も捜査権もなくいつもとは勝手が違い…。入江への今までの借りを返す体だが鳴竜会の井草程信頼関係がないので、ごたごたした関係なのがいまひと...続きを読む
  • 消された過去 悪漢刑事
    悪漢刑事シリーズ第6作。
    悪漢刑事対弁護士国会議員。
    弁舌巧みな国会議員細嶋は少年時代に凌辱殺人を犯した過去を持ちながらも少年法を利用して過去を消し、不良としてやんちゃしていたという部分を利用しながら人気を集めていたが…。
  • 紳士と淑女の出張食堂
    2021年。世界はコロナの炎に包まれた。この荒みきった世界で何も考えることなく読むことのできる一冊。
  • 政商 内閣裏官房
    安達瑶の内閣裏官房シリーズ第2作目、文庫本書き下ろし(2021年5月文庫本)。
    新政権が発足し、内閣官房副長官も韮沢から横島に変わったが副長官室のメンバーは変わらず、内閣裏官房は存続していた。
    内閣官房に秘密裏に組織された副長官室。陸上自衛隊特殊作戦群から出向の上白河レイ、警視庁捜査二課から出向の津...続きを読む
  • 内閣裏官房
    安達瑶の作品は初めて。本屋でタイトルを見て面白そうだったので購入。文庫本書き下ろし小説(2020年8月文庫本)。
    胸がスカッとするようなリアルな警察官僚小説に近いストーリーかなと思っていたら全然違った。まあスカッとするにはする結末ではあったが、殺人事件の動機や犯人の設定がなんかリアル感がない感じで、...続きを読む
  • 内閣裏官房
    最近になってこの手のスタイルにおいては1級の作者なのではと思い始めている。突っ込もうと思えばいくらでも突っ込めると思うけどそうさせない何かが著者の作品にはあると思う今日この頃。
  • 悪徳(ブラック)探偵 お礼がしたいの
    前作に引き続き、すらすら読み終えてしまった。
    こういうライトでエロな作品は、気軽に読めるので、時には有難い。
  • 悪徳(ブラック)探偵
    ここ最近では、最も早く読み終わってしまった。
    面白くないわけではないが、そもそもストーリーと展開が単純なので、スラスラ進む。
    よく考えると、、、
    いや、よく考えて読む作品ではないなぁ。
  • 情事 撮影所法務部 妻木悠人の事件簿
    謎解きの部分が少なくて残念でした。
    昭和30年代の映画の制作についてはリアリティがあって、映像が浮かぶようでした。
  • 警官狩り 悪漢刑事
    第一弾と比べ,佐脇の印象が少しずつ人間味を増してきてる気がする。エロスも嫌な感じが抜け読みやすくなった。少し残念な気もするが(笑)
    あらすじ(背表紙より)
    夜間、ミニバイクに乗った男がピアノ線を張られ転倒、死亡する事件が起きた。被害者は警官。県警を震撼させる連続警官殺しの幕開けだった。鳴海署の悪漢刑...続きを読む
  • 悪漢記者
    新シリーズ?佐久間と清乃の出会い方がやや腑に落ちないが、安定のB級感と昭和的な死語で楽しませてくれた。
  • 艶敵(いろがたき)~裏探偵・涼次III~
    裏探偵速水が無類のお人よしぶりを発揮する。たんなる正義感だけでここまでやる意味が分からないし、騙される方も騙す悪役もどちらも間が抜けている。とっても緩いサスペンス小説である。
  • ざ・だぶる
    最初の頃の作品なのだろうか。ミステリと官能,どっちつかずといった感じ。それでも内容は面白かった。男女作家の合作だということを初めて知った。
    あらすじ(背表紙より)
    一本の映画フィルムの修正依頼。仕事を受けた浅倉大介は、生の主演女優・夏山零奈を見た瞬間にその虜になった。『映画を地でいく魔性の女』と呼ば...続きを読む
  • 悪漢刑事、再び
    前作に比べ、エロさ控えめミステリ濃い目といった印象。佐脇も前作よりかなり砕けた感じで魅力が増したかな?面白かったのでシリーズ読破したいと思います。
    あらすじ(背表紙より)
    元高校教師の西松美寿々は、生徒を誘惑し淫行した罪で逮捕されたが、それは冤罪だと悪漢刑事・佐脇に訴える。密かに事件の再捜査を始める...続きを読む
  • 洋上の饗宴(下) 新・悪漢刑事
    シリーズの中ではかなり練られた作品なのではと思う。しかし盛りすぎな感も強く中途半端気味で無理矢理お腹いっぱいにさせられた感じ。チーフパーサーや大上の奥さんも食べちゃうのかと思ったが何もなく少し残念に思った。
  • 悪徳(ブラック)探偵
    コメディ+ちょいエロといった感じ。笑いで疲れが取れました。
    あらすじ(背表紙より)
    ヤミ金社長に脅され、ブラック企業以上にブラックな探偵社で働くことになった飯倉良一(童貞)。突然消えたAV女優の行方、リベンジポルノ疑惑、悪質デリヘル等、一筋縄ではいかない調査に体当たりする。美女相談員や社長愛人も絡み...続きを読む
  • 堕ちたエリート 奈落の花
    作者にしては終わり方が珍しい。いつもはなんだかんだ解決して主人公側が勝つという流れだが今回は逆パターン。続くのか終わりなのかイマイチはっきりしないが読後感はそれほど悪くない。
  • 黒い天使 悪漢刑事
    シリーズ第8弾。

    東京から鳴海へやってきたヤクザの君塚剛(きみづか・つよし)が、ひき逃げされるという事件が起こります。捜査に当たった佐脇は君塚が運び込まれた国見病院を訪れ、そこで渚恵子(なぎさ・けいこ)と名乗る美貌のナースに出会います。佐脇はさっそく彼女をナンパし一夜を共にすることになります。

    ...続きを読む
  • 悪徳(ブラック)探偵
    B/OFFで官能小説に分類されていた。あきらかに表示写真のイメージ選択だったわけで・・・間違いとは言い切れないが微妙に的が外れている気もしないでもない(笑 内容はどうであれ、テンポが良く好感がもてる。シリーズ化もあり。
  • 悪漢刑事
    あらすじ(背表紙より)
    「おれは金には興味ねえ」とうそぶきながら犯罪者ややくざを食い物にし、悪徳の限りを尽くす悪漢刑事(わるデカ)・佐脇(さわき)。彼が執着するのは女。だが、部下の死をきっかけに旧悪が露見した佐脇は追われる身に。佐脇は関係した女性を利用し、自分を陥(おとしい)れた警察上層部に一矢(い...続きを読む