安達瑶のレビュー一覧

  • 闇猫・冴子 アンダーワールド
    貧困ビジネスを題材にした話。
    俗に言う社会の底辺の人たち月喰らわれるのだが殺伐感はなく、いつも通りエロもあるのでサクッと読める。整形のモデルとなった者とされた者が合うなど意外な部分もあって良かった。
  • 悪徳(ブラック)探偵
    エロ小説?と読み始めて思ったものの、キャラが立っていて、展開に勢いがあってどんどん読ませてくれる。
    オムニバス形式なのもありとても読みやすかった。

    借金を背負ってどうにもならなくなった主人公が駆け込んだ探偵事務所はとんでもないブラックな所だった。脅されるままほぼタダ働きの社員になり、色々な事件に関...続きを読む
  • 友喰い~県警対自衛隊〈最高機密〉~
    ここまで書いていいのだろうか。ちょっと心配になる。
    組織は大きくなればその裏で暗躍して懐を温める輩が必ず出てくるのだろう。
    かつての軍隊でもそのような事があったと聞く。
    であれば軍隊の延長のような自衛隊でもあるいは似たような上下関係のきつい警察でも同様な事が想像できてしまう。
    でもそれを白日の下に晒...続きを読む
  • 闇猫・冴子
    なんだかバタバタした感じでしたが、面白かった。
    どことなく『悪漢刑事』の世界とニアミスしていて、思わずニヤッとしてしまった。
  • 消された過去 悪漢刑事
    「悪漢刑事」シリーズの第6弾。

    少年時代に非行歴のあることを逆手にとってテレビに出演しているタレント弁護士の細島祐太朗が国会議員に初当選しました。佐脇は細島の後援会の護衛をしますが、そこで細島は、悪漢刑事として名高い佐脇の批判演説をおこないます。

    ちょうど同じ頃、女子高生の環希が佐脇に相談を持ち...続きを読む
  • 警官狩り 悪漢刑事
    「悪漢刑事」シリーズ第3弾。

    夜間、道路に張られたピアノ線でバイクが転倒する事故が起きます。被害者は交通機動隊の警官でした。さらに別の署の管内では、白バイ警官が何者かに刺される事件が起きます。警察は連続警察官殺人と見て、合同捜査本部を設置し、佐脇と後輩の水野が出向することになります。

    その一方で...続きを読む
  • 禁断の報酬 悪漢刑事
    「悪漢刑事」シリーズ第4弾。

    パチンコ店「銀玉パラダイス二条店」を訪れた立ち入り検査員を、副店長の唐木三郎が殴打するという事件が起こります。佐脇は、パチンコ店の元締めである鳴龍会の伊草に話を通して事件を解決しようとします。だが、佐脇の目論み通りにはいかないことが知らされます。唐木という男には、鳴龍...続きを読む
  • 悪漢刑事、再び
    「悪漢刑事」シリーズ第2弾。

    佐脇がいつものように、服役中の夫を待つ人妻を抱いていると、突然周囲が騒がしくなります。その後、警察が、強盗事件を起こした上園賢哉という青年を追っていて逃がしてしまったことが分かります。

    後日佐脇たちは、鳴海署にあらたにやってきた望月署長とその娘婿の刑事課長・君津を迎...続きを読む
  • 悪漢刑事
    「悪漢刑事」シリーズ第1弾。

    出世にも正義にも興味がない、興味があるのは女だけという鳴海署の刑事・佐脇。地元の暴力団・鳴龍会との取引で容疑者を出頭させることに成功した彼は、鳴龍会の幹部の接待を受けたあと、プライベート・ルームで女を抱きますく。佐脇の相手をするのは、彼が暴力団に紹介した由布という人妻...続きを読む
  • 悪漢刑事
    悪徳の限りを尽くす悪漢刑事が、部下の死をきっかけに、権力と癒着し、もみ消しを図る警察上層部に一矢を報いんとて罠と罠の掛け合い。。。
    と、まぁ、カッコ良さそうな売り文句で、つい読んでみる気になりましたが、とてもじゃないが、感情移入とは程遠い主人公のキャラだったし、スカッとする読後感もありませんでした。...続きを読む