これからの教育のあり方
著者の考えはすごい!!
一条校
大学で勉強して以来、久々に聞いた。復習になった。オルタナティブスクールの位置付けもわかった。
著者の覚悟
お子さんのこと、ジャングルでの体験。
どんな世界もサバイブできるような子に
ぶれない指針。ホクレアの意味などもぴったり。
学校をつくるにあたってたくさんの方との縁がある。これは著者の人徳なんだろうな。
3つのスキル(コミュニケーション、起業、アウトドア)
英語
大事だなぁとは思っているけどぼやっとしていた。著者の大事にしたい理由を読んで、腑に落ちた。いつどうなるかわからない未来を生きるからこそ、本当に必須だな。情報を得るにも、日本語だけしかわからないと不利な時代がくるだろう。(既にそうかもしれない。)
教科を限定せずに学ぶ。子供達に有益な時間だろう。算数の計算を英語で学習し、文章題を日本語で学習するのはおもしろい。
かと言って、日本語をないがしろにしているわけではない。国語は読書。
異年齢グループのよさ。
ワークタイムのあり方は、なかなか難しいだろうな。集中できないときもあるだろうし。自分で決める。人の時間を奪わない。STARでの確認はなるほど。
起業スキル
お金を儲けるためが目的ではなく、ありがとうの交換、やりたいことを叶えるための手段になっているところに好感。
アウトドアスキル
生涯気軽に楽しめるものをやっている。そのよさもある。子供のうちにできる集団スポーツのよさもある。
ガチ避難訓練は大事だな。
今の一条校のあり方を考えさせられる本だった。
著者は誰にでも自分にあった学校を選択できるようにとあったが、わかるけど、公立校が全部そうなってしまうと、生活に困ることもあるんだろうな。学費もそうだけど、著者やホクレアに通うご家庭は、子供の教育のために仕事や住むところを変えるくらいの気持ちがある方たちだと思う。
とは言え、一条校がどの教科もまんべんなくできることがよいという価値観のみになっている状態は限界だと思うので、できることから変わっていけるといいな。