本田雅一のレビュー一覧
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副題には「携帯電話がなくなる!」、「パソコンは消える!」とある。
ただし何か新しいことを言っているわけではない。
はじめにの章にある「パソコンやスマートフォンを使っている人と、使っていない人には大きな情報格差が存在するということだ」(P.3)が主張の骨子だ。「スマートネイティブ」という言葉を使ってその違いを強調している。
この本が出たあと短い間にも本書で取り上げられなかったLINEやcomm、カカオトークなどの出現と広がりが起きている。LTEの競争も本格化。動きは早い。
タブレットやフェイスブックにも話がおよび、全体を多くの人が理解できる言葉で説明しているという印象。 -
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iPhoneの登場。アンドロイド採用端末の大量リリース。いま世界のパーソナルな通信端末の主流は携帯電話からスマートフォンへと急速に移行しつつあります。スマホに何ができるのか?それが解説されています。
この本は先日読んでいました。しかし、これだけスマートフォンが身近な存在になってくると何を買っていいのかわからなくなりますし、スマートフォンでいったいどういうことができるのか?そういった疑問について、本書は余すことなくそれに答えてくれるものであると思っています。むしろ、ここまでいくともう『電話』ではなくて通話の機能も搭載したポケットサイズの『パソコン』といっても差し支えはないのではないのでしょう -
Posted by ブクログ
スマートフォンは、高性能ケータイではなく、小型の移動でネットにつなげるPCと考えた方がよいと考えている本。
ある意味、今となっては当たり前だが、当時は画期的な考えだと感じた本だった。しかし、ガラケーと呼ばれるケータイも未だ需要があるところをみると、音声通信、データー通信では、使いたい形態が異なるかも知れないと思う。
著者は、スマートフォンは小型PCだとして、小型PCを常に持ち歩くことができることの可能性と、それによる社会のメリット・デメリットを考察している。
スマートフォン・タブレットは、今までのPCを携帯可能としたことによって、クラウド、ソーシャル化からくるSNS、社会インフラの携帯の -
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我々の片手に収まってしまう程度のサイズであるスマートフォンが多方面に多大な影響を及ぼしているという事実に合わせ、今後この端末が人々の生活と切って離せないものになっていくだろうということを改めて実感。iPhoneをきっかけに(正確には初めて一般的に広く受け入れられたスマートフォン端末)発展していったスマートフォンが、電波などのインフラを構築する企業から様々メーカー企業がこれまでのスタイルを変えていかなくてはならないほどの影響を与えている存在となっていたことに驚きを隠せない。往来のガラケーからなんとなくでスマートフォンにシフトチェンジした自分にとってスマートフォンと言うものの存在定義を改めさせられ
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Posted by ブクログ
■琴線ポイント
●ウルトラバイオレット
例えばBDなどのコンテンツを購入したら、ケータイ・スマホなどの配信でも見られるような仕組み。別の方法で楽しむ場合にそのコンテンツが割引になる、または無料で楽しめる。
これを応用して、書籍でも同じようなことが可能になればいい、と思った。本を買えば(雑誌であっても)それを現物で読む事ができるし、手元にないときに電子書籍でも閲覧が可能となる。これは便利だ。
書店は大きく減少するかもしれないが、無くなることはないと信じている。本屋をぶらつく楽しみ、というのは今のスマホ世代にも共通するはず。。そうじゃないのか?
コンテンツオーナーシップの欠如。
●スマホは携帯で -
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タイトルは「3D規格を作れ!」だが、内容の半分まではそこに至るまでのフォーマット戦争や各メーカーの内幕が描かれている。とはいえ、これを踏まえなければ3D規格の成り立ちを理解することができないので、必須でもあり、なおかつここのストーリーも面白い。
単なる勝ち負けではなく、メーカーそれぞれの視点から探った思惑や政治的側面を深い取材によって掘り下げている部分は現実味が多分にありつつも、物語として引き込まれる。
日本の家電メーカーがなにかと衰退していっていると言われる昨今、技術を支えてきた技術者に光を当て、日本のメーカーに期待を込めた一冊といえる。 -
ネタバレ 無料版購入済み
10年前を感じろ
実況しつつ動画を観られるカオスなサイト。
それがニコニコ……最早懐かしさと切なさとドワン〇がカドンゴ扱いされたことと、色々なアレコレが思い出されるけど試食版だから量はそれなり。
最盛期のニコニコのカオスは、もう今や昔ってやつか。
コンビニとかなんか色々カオスだったなあ。
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ITの専門家が、パソコン、スマートフォン、ケータイについて述べた本。実態と今後の予測が書かれている。パソコンは高性能だが、ウェブにアクセスすることにしか使わない多くの人達には、スマートフォンだけ持っていれば事足りることから、スマートフォンの保有数が爆発的に増加すると予測している。特にアンドロイド搭載機種が勝ち組になると予想。印象的な記述を記す。
「アンドロイド搭載機は、親機としてのパソコンと同期しない代わりに、クラウド型サービスと同期する。コンセプトの違いは明確で、端末としての独立性はアンドロイド搭載機の方が高い」p51
「インターーネット上での評判を見ると「ipadはあれほど高速で動くのに