山本卓のレビュー一覧
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以前からこのようなバイオテクノロジーには関心があったが、実際にどのような方法を用いてゲノムを操作するのかは分からなかった。この本を読めば完全に理解出来なくても、原理的な方法については理解できる。そして生物というものが途方もなく高度なテクノロジーの産物であるような気がする。生物の根本はデジタルな情報で...続きを読む
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2020年ノーベル化学賞を受賞したのは,ゲノム編集技術CRISPR-cas9を開発したEmmanuelle CharpentierとJennifer Doudnaである。
本書はゲノム編集について,原理から応用まで簡単にまとめられた教科書である。Posted by ブクログ -
ゲノム編集の本なのにこれでいいのか、と思えるところが基礎の説明のところで幾つかあった(特に図のところ。DNAが左巻きという特定条件下でしか生じない状態になっていたり、エキソン部位のみが「遺伝子」と呼ばれるような誤解を生む図があったり。)ので、そこは初学者には良くないかなと思う。初学者が遺伝子とは、D...続きを読むPosted by ブクログ
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遺伝子導入についての研究を行うことになり、調べているうちにゲノム編集と出会った。非常に魅力的な技術だと感じました。この技術を私の研究にも役立てれたら良いなと考えています。
ただ、倫理的な問題や実用化に至るまでには解決しなければならない問題も多々ありました。
この本は初学者にもなるべく伝わりやすい様...続きを読むPosted by ブクログ -
コンパクトにまとまっており要点を整理するのに大変参考になった。比較的新しい内容も盛り込まれており進展の早いこの分野における入門用として今のところ1番良いのではないかと思った。Posted by ブクログ
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所在:展示架
請求番号:467.2 Y31
資料ID:16061858
国内初となるゲノム編集の入門書。ゲノム編集の基礎を勉強したい、産業や医療におけるこの技術の有用性を知りたいという初心者を対象としている。
選書担当:望月Posted by ブクログ -
大学卒業後一気に普及したので、いまいちピンときておらず読んでみた
ゲノム編集のあまりの自由度の高さに、大腸菌に制限酵素でちまちま変異を導入していた時には感じなかった怖さを覚える
汎用性が高く簡便で、技術に対する制限が追いつかないだろうな
どこまで実用していいかは急務でないかと思う
どうでもいいが...続きを読むPosted by ブクログ -
いろいろな専門用語が出てきて、ある程度の基礎知識を持っていないと読み進めるのは難しいと感じた。しかし、今までの遺伝子組み換え技術とゲノム編集の技術の違いやゲノム編集の応用への動きはかなり詳しく述べられていている。これらをもとに未来絵図を思い浮かべるのも面白い。Posted by ブクログ
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これは初学者には中々難しい本だと思います。専門用語がたくさん出てきて、その専門用語はなんぞやについてはあまり触れられることはなく、知っている前提で話が進められることが多かったです。なので、生物の知識がある程度ある人なら理解が出来ると思います。
私自身はあまり生物の知識はないのでもう少し優しい本から読...続きを読むPosted by ブクログ -
ゲノム編集に関する入門書としては、技術面の解説は最も詳しい部類と思われる。一方、専門用語が多いので、分子生物学の知識がない人がゲノム編集の概略を知りたい場合には、別の本をすすめる。逆に、大学で生物を専門に学ぼうとする人など、技術の基本的な仕組みを詳しく知りたい人には良いと思う。
ブルーバックスってそ...続きを読むPosted by ブクログ -
ゲノム編集と遺伝子組換えの違い、ゲノム編集のメカニズム、可能性が紹介されている。さすがブルーバックスで、今後の可能性とか倫理上の課題にはついていけるけど、メカニズムに関してはさっぱり分からない。
どうしても『遺伝子をノックダウン方式で〜』などと記述されると頭にボクシングの映像しか出てこない。いけませ...続きを読むPosted by ブクログ