かなり暗い話です。
狂った執着攻とストックホルム症候群な受。
攻の選択により人生を壊される受は、その後も刷り込みを受け続け精神的にも肉体的にも縛られていきます。最後2人は選択して(させて)お互いだけの世界になりますが、攻も受もそこに幸せはありません。
攻が受に求めていたものは確かに愛だったのだと、受の全てを手に入れても最後まで飢餓感情に苦しむ攻の姿に見ることが出来る気がします。
苦手な人も多い世界観かなと思いますが、とことん突き進み、救いのない世界から感じる物もありますよね…。
執着、妄執、メリバ癖な方にはオススメです。