初谷むいのレビュー一覧

  • スペース短歌

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    Xに、「スペース」という、音声を個人で配信できる機能があるらしい。
    その「スペース」を使い、歌人の初谷むいさん、寺井龍哉さん、千葉聡さんがテーマを決めて短歌を募集。選ばれた短歌を発表、御三方で講評するという、私製ラジオのような番組を書籍化。
    とても楽しく、読後は短歌というものがますます好きになった。

    まず、御三方(プラス、表には出ないけれど裏方の編集者の大久保さん)の、和気あいあいとした雰囲気が心地よい。
    鼎談ではなく、リスナーがいる開かれた空間という場所なので、交わされる言葉も内に籠もることなく外に向けられていて、配信している人も、聴いている人も、一緒に番組を楽しんでこう、という気遣いが感

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    2025年07月15日
  • スペース短歌

    Posted by ブクログ

    歌人の初谷むいさん、寺井龍哉さん、千葉聡さんの三人が「短歌を紹介するラジオ番組があったらいいな」と思い番組を作ってしまおう!と考えXのスペース(音声配信システム)で新しい短歌を募集し、紹介することを思いついたそうです。
    2024年4月から9月まで三人は月に一度90分間の「スペース短歌」を開いたそうです。
    この本は、「スペース短歌」で繰り広げられたトークをまとめたものだそうです。


    私は短歌の読解力がないので、この本は全部の短歌にお三人の解説(トーク)で説明があるので非常にわかりやすく面白かったです。
    お三人の他にゲストで服部真里子さん、枡野浩一さんも登場されます。

    番組に投稿された歌は、私

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    2025年01月15日
  • スペース短歌

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    Twitterのスペース機能を使った短歌ラジオのような企画があったらしい。お題に合わせて短歌を持ち寄りいろいろ感想を言う会の文字起こしまとめみたいな本でした。
    三名の歌人の読みがそれぞれ異なることもあれば同じこともあり、自分には思いもよらない考察が飛び交っていて世界が広がる感じがしました。たまにゲストもいます。

    個人的によかった短歌・解説

    ・違う鳥を見ているのかもしれなくてうれしくなった冬の湖畔で 霧島あきら

    恋人なのか、友達なのか、家族かもしれないけれど、誰かと一緒にいて、「鳥がいるね」「本当だ。かわいいね」と話している。でも、話しているうちに、もしかしたら違う鳥を見て話していたかもし

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    2025年09月29日