yasuo-rangeのレビュー一覧

  • 夜明けのはざま

    Posted by ブクログ

    こちら、とても良かった。これまでに読んだ町田さんの作品のなかでも、特に好きでした。

    葬儀社を舞台に描かれた作品。
    悩み、傷つき、憤り、迷い、周りと関わりながら気づくこともあるし、そこで立ち止まって自分とも向き合える。心の奥深くまでとどく心理描写が生々しい。

    苦しさ、悲しさ、焦燥感や諦め、どうしたらいいか分からない気持ち、さまざまな感情と一緒に思考の海をグルグルグルグル……。身に覚えのある感情に、込み上げる気持ちを感じながらページをめくりました。

    『自分の情けなさに、歯噛みしたことのない人間なんて、いない。』

    みんなが自分の人生を“自分らしく”歩んでいければいいのにと思う。
    俯瞰して見るって難しい。先入観や主観が入り込んでしまって、フラットに物事を見るって難しい。言葉にしていても、それが全てじゃないし本音かどうかも分からない。

    読み進めるにつれ、これまで見えていた世界が少しずつ変わっていく───。
    最終話は特に、言葉が身に染みて何度も涙がこみ上げてきた。どこにでもいそうな主人公。だからこそ感情移入してしまうし、グッと引き込まれる。
    おもしろくて一気読みでした!


    『それくらい、って言わないで。
    自分がそうやって簡単に言い捨てたことが、相手の大切なものだったりするんだよ。』

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    2026年08月29日
  • 夜明けのはざま

    Posted by ブクログ

    家族葬専門の葬儀社「芥子実庵」を舞台に
    ひろげられる人間模様。

    舞台が舞台だけに、「死」が必ず関わるので
    かなり重苦しい展開も。
    それでも前を向いて進んでいく姿が作者らしい。

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    2026年08月17日
  • 夜明けのはざま

    Posted by ブクログ

    自分の価値観を、もう一度考えさせられた。
    短編集なので読みやすく、人同士の繋がりもわかりやすい。
    文庫本買おうかな。

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    2026年08月08日
  • 夜明けのはざま

    Posted by ブクログ

    読み終わってみると、全ての章で「はざま」を生きてることを表していたのだと分かり、「夜明けのはざま」の意味を理解できてすっきりした。

    人にはそれぞれ生き方や譲れないものがあり、それを理解しあい支え合うことの苦しさがよく伝わってくる話だった。

    特に5章は人は皆悩みがあることが分かる話だった。その悩みによってこだわりや譲れないものがあり苦しんでしまう。なので主観が変わることによって物語に見え方も変わり人間はいろんな「はざま」で生きていることが感じられる話だった。

    どの章でも人って考えすぎだなと思った。

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    2026年08月07日
  • 夜明けのはざま

    Posted by ブクログ

    葬儀屋なので内容は重めで読むのに少し時間がかかりました。譲れない事があって結婚できないきっかけや、離婚するきっかけは1つの譲れないことでもありうるよなと。いまの自分には考えさせられる話でした。

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    2026年07月15日
  • 夜明けのはざま

    Posted by ブクログ

    町田そのこさんの『夜明けのはざま』を読んだ。この一編にも心に残る一言があった。「ぼくたちはあまりにも、明日に任せすぎている」。本を読むタイミングや心境によって刺さる言葉は当然に変わるから今の自分にそのフレーズが響くのは、つまりはそういうことだと思う。これだから読書はやめられない。

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    2026年07月12日
  • 夜明けのはざま

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    ネタバレ

    「一握の砂」泣いてしまった。
    自分の幸せか相手の幸せ。両方叶えるのって難しいんだなと思った。相手が大切であればあるほど、どちらか一方を選び、片方を捨てることは難しい。佐久間は、結婚するなら純也がいいって、この人しかいないってくらい純也のこと思ってた。それでも彼女は自分の幸せを選んだ。佐久間の強さと勇気に心打たれて、でもやっぱり切なくて泣いた。
    私が佐久間だったら同じ決断できないかも。でも自分の仕事に一貫した信念を持ち続ける人はやっぱりかっこいいなと思う。

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    2026年07月02日
  • 夜明けのはざま

    匿名

    購入済み

    葬儀屋さんの仕事のより深いところまで知る事ができました。想像以上に大変な仕事なんだとわかりました。

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    2024年04月27日
  • 夜明けのはざま

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    短編だけど話は繋がってた

    親友がここ数年の付き合いの客と心中した話が理解できない
    作家人生で悩んでいただろうけど、仲のいい親友もいたのに

    自分は葬儀屋の仕事に偏見はないから、風俗業でもないのにそんなに辞めろ辞めろ言う人の気持ちが理解できなかった

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    2026年10月11日
  • 夜明けのはざま

    Posted by ブクログ

    1章ごと視点が変わって物語が展開していくが、自分らしく生きることって、やっぱりかっこいいし、それを選んだ主人公たちが活き活きしていていいなと思った。

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    2026年10月05日
  • 夜明けのはざま

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    葬儀社で働く人々やその周りの人々を描いていて、死というものへの向き合い方など考えさせられた。

    が、短編をつなぐ感じやテーマなど「ぎょらん」と似た部分があり、どうしても比較してしまう。
    「ぎょらん」をとても好きだったので、こちらはよく言えばあっさりした感じ悪く言えば薄っぺらい感じを受けた。
    佐久間さんがあれだけ惹かれあって思い合っているのに別れてしまうのも残念。パートナーの仕事、そんなに気にする?死が怖いというもっともらしい理由だが、やっぱりちょっと職業差別みたいに受け取れてしまったかな

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    2026年09月27日
  • 夜明けのはざま

    Posted by ブクログ

    ちょっと男性陣の性格が偏りすぎな気もしましたが、やっぱりオトコってこんなもんかなって感じましたね。

    仕事もホントに大切ですが、やっぱり最後は自分がどうしたいかだなぁって感じました。

    普段知ることのできない業界のお話で面白かったです。

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    2026年09月17日