酒井大輔のレビュー一覧
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本書は、戦後日本の政治学の歩んできた過程を丸山真男から最近のジェンダー論・実験政治学まで「科学としての政治学」という観点から叙述したものであり、それぞれの時代を代表する政治学のトレンドやトピックスを織り交ぜながら興味深いものとなっている。『レヴァイアサン』という雑誌に集った学者たちを総称してレヴァイアサン・グループと界隈では呼ばれているのははじめて知った。先日、火事でお亡くなりになった猪口孝先生もその一人。若き日のお写真が涙を誘う。個人的には佐藤誠三郎のところが一番面白く読んだ。
ところで、著者も「あとがき」で弁解しているが、国際政治学や行政学、地域研究、政治思想などの研究がすっぽりない。つ -
Posted by ブクログ
自由奔放デザインのお店作り
買収・傘下に収めたスーパー・お店をドンキの理念で復活させていることに驚愕する。昔から言われる「顧客嗜好」を主に、地域性プラス店舗独自の特性を活かす工夫だ。今までの店舗にはない「お店独自の特性」はナショナルチェーン店の本部次第で全てが決まっていたことが、これからの地域に合った様々な消費者嗜好には向いていないと言うことだ。「権限委譲制度」の素晴らしさは社員の信頼関係を深め、社員のやる気・意欲を起こさせる要因にも繋がる。文中にある言葉が印象的だ。「失敗してこそ強みになる」全員が失敗を繰り返し奮起している
「個性(地域性・お客嗜好・店舗店員意向)」を活かした自由自在の店づく -
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最終巻
作者本人があとがきで書いていたが、もうネタが切れたらしい。個性派なアイデア作品だったので個人的には好きだったが、確かに最近は似たようなパターンの繰り返しになっていたので、仕方がないかな~。
作者の次回作に期待。 -
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今や誰もが知っている“ワークマン”の変革期を綴った一冊。
・なぜワークマンが世の中に普及したのか?
・大躍進のきっかけは何だったのか?
・この先ワークマンはどこに向かっているのか?
本書を読むことで、その全てが明らかになります。
■本書の特徴
大きく2つの特徴があります。
1つは、本書はいわゆる経営者による自叙伝ではなく、著者(日経関連誌の記者)によるインタビューをもとに描かれている点。
客観的かつ要点が明確で読みやすい。
もう1つが、社長インタビューではない点。
本書は、土屋専務(ワークマン大躍進の立役者)へのインタビューが中心となります。
企業の成功談と言えば、通例は社長や創業者 -
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セオリーどおりにはいかない
いろいろな作品のオマージュというか、ありがちな展開を尽く破るゴリ先
なのでどうしても短編になってしまうんですね
ゴリ先最強かよ…