キム・ユウンのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
「すべての人にいい人でいる必要なんてない」
前作でその言葉をもらって、
そうだよなぁ、とずいぶん心が軽くなった。
そして今回、さらに教えてもらったのは、
いい人でいることと、
自分を雑に扱わせることは、まったく別だということ。
『それでも、わたしらしく。』キム・ユウン
人間関係、仕事、比較、後悔。
毎日の中で少しずつ削られていく心を、
どうやって自分で守っていけばいいのか。
決して「もっと強くなれ」と背中を叩くのではなく、
疲れたときには休んでいいし、
嫌なものから距離を取ってもいい。
そんなふうに、
自分自身をちゃんと大切にする方法を
やさしい言葉で教えてくれる。
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そして個人的に、
かなり胸に刺さったのが「自尊心」の話。
いつもニコニコしている。
多少のことなら笑って流す。
場の空気を悪くしない。
それも確かに、
社会を生きていくためのひとつの処世術だと思う。
でも、それを続けすぎると、
「この人には多少失礼なことを言っても大丈夫」
と思われてしまうこともある。
……いや、断じて大丈夫ではない!笑
優しくすることと、
自分の尊厳まで差し出すことは違うのだ。
必要なときにはきちんと線を引く。
嫌なことには「嫌だ」と言っていい。
自分の心を守るためには、
自分自身がまず、自分を尊重しなくちゃいけないんだろうな。
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ちなみにこれ、
本を読む人と、とりわけ親和性が高いエッセイだと思う。
本を読んでいる時間って、
誰かの人生を覗いているようでいて、
結局は自分自身のことを考えている時間でもある。
「あのとき自分はどうだったんだろう」
「本当は何が嫌だったんだろう」
「これからどう生きたいんだろう」
そんなふうに、
文章を通して自分の心を掘っていくことが好きな人には、
きっと響く言葉がたくさんある。
付箋、めっちゃ増えます。笑
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前作が
「すべての人に好かれなくてもいい」と教えてくれる本なら、
今作は、
「それでも、自分だけは自分の味方でいよう」
と教えてくれる本だった気がする。
いつも完璧にできるわけじゃない。
周りと比べて落ち込む日もあるし、
余計なひと言を家に持ち帰って
布団の中で「クッソー!」と反芻する夜もある。笑
それでも、わたしらしく。
タイトルどおり、
肩の力を少し抜いて生きてみようと思える一冊でした。
本書はかんき出版さまからご恵贈いただきました。
素敵なエッセイをありがとうございました! -
Posted by ブクログ
気になったところを読みました。
幸福の本質はかくれんぼのようという内容、
終始一貫じゃなくてもいいという話、
が特に印象に残りました。
きちんとうまくやれているよ、
という言葉は胸に沁みました。
今後、こうしていこうと思わせてくれたのは、
心の健康を保つためにもっと自分の感情を認めるということ。
笑うべきときには笑って、悲しむべき事に涙を流す。
羨ましかったら羨ましい、
不安なら不安、
イラつくならイラつく、
実は大丈夫じゃないなら、実は大丈夫じゃない。
正直に表現する。認める。いちいち自分を偽らない。
最後に引用文。自分を励ます意味で。
自分が自分を過小評価していないか、自分の長所を些末なものだと思いすぎてはいないか、ごく小さな短所をやたら大きく判断してはいないか、顧みるべきだ。他人に寛大なのと同じぐらい、自分に寛大であってもいい。うまくやっている自分自身を卑下しなくてもいい。
十分に、うまくやっている。