【感想・ネタバレ】それでも、わたしらしく。のレビュー

あらすじ

★世界累計100万部突破、国内でも8万部のベストセラー『すべての人にいい人でいる必要なんてない』から3年、待望の新刊★
★韓国で10万部突破のベストセラー!★
★世界的人気K-POPアイドルグループEXOのBAEKHYUN(ベッキョン)おすすめの作家★

日々、諦めることが増えていくとしても
「自分」らしい姿だけは失くさないことを願って。
「それでも、わたしらしく」

【本文一部抜粋】
焦ったからといってうまくいくことなんてないし、欲張ったからといってそのとおりに叶うこともない。自分を追い詰めるかのように焦らないでほしい。重要なのはスピードではなく、あなたの幸せだから。
* * *
夢が少しずつ大きくなるには、小さな成長痛が起こるものだ。痛くても意気消沈して諦めてはいけない。わたしたちは確かにその夢を勝ち取らなくてはいけないのだから。
* * *
こんなに懸命に生きているのに、どうしてうまくいかないんだろう、自分は不運な人間なのかと文句を言ってばかりだった。結局のところ、自分を不幸にしているのは自分自身だった。
* * *
恨めしいことに、悩みはわたしたちの不安を食べて育つ。適度な悩みは人生の価値を高めるにあたって肯定的に影響するかもしれないけれど、過度な心配は人生を疲弊させてしまう。
* * *
あなたの人生はあなただけのもの。だから、自分のことだけに集中すべきだ。集中を乱そうとする存在に時間を割かず、平穏を破る誰かに隙を与えず、大胆に前進してほしい。あなたの道では、あなただけが主人公だから。
* * *
あなたと幸せになる人はどこに待っているかわからない。だから大げさなくらい自分の心を労わりながら、誰と付き合うか選べばいい。
* * *
過去に未練があるからといって、いまのあなたを過小評価してはいけない。
その過去は、心残りのため息ひとつでやり過ごしてもかまわない。
* * *
自分をきちんと知り、認めて、心から好きになると、憎くなくなった。平凡な自分がとても誇らしく、偉いと思った。わたしはただ、自分の場所で、いつも一生懸命生きている。それで十分満足だ。
* * *
自分の人生でちゃんと「わたし」として生きているか振り返ってみる。他の何者でもなく、わたしにならなくてはいけない、ということを忘れないためだ。
* * *
時間が経てば外見も変わるだろうし、思考もさまざまな方向に広がるだろうし、いまとは違うわたしになっているかもしれない。それでも、いつだってわたしらしく生きていきたい。

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

感情タグはまだありません

Posted by ブクログ

「すべての人にいい人でいる必要なんてない」

前作でその言葉をもらって、
そうだよなぁ、とずいぶん心が軽くなった。

そして今回、さらに教えてもらったのは、

いい人でいることと、
自分を雑に扱わせることは、まったく別だということ。
 

『それでも、わたしらしく。』キム・ユウン

人間関係、仕事、比較、後悔。
毎日の中で少しずつ削られていく心を、
どうやって自分で守っていけばいいのか。

決して「もっと強くなれ」と背中を叩くのではなく、
疲れたときには休んでいいし、
嫌なものから距離を取ってもいい。

そんなふうに、
自分自身をちゃんと大切にする方法を
やさしい言葉で教えてくれる。

✧

そして個人的に、
かなり胸に刺さったのが「自尊心」の話。

いつもニコニコしている。
多少のことなら笑って流す。
場の空気を悪くしない。

それも確かに、
社会を生きていくためのひとつの処世術だと思う。

でも、それを続けすぎると、
「この人には多少失礼なことを言っても大丈夫」
と思われてしまうこともある。

……いや、断じて大丈夫ではない!笑

優しくすることと、
自分の尊厳まで差し出すことは違うのだ。

必要なときにはきちんと線を引く。
嫌なことには「嫌だ」と言っていい。

自分の心を守るためには、
自分自身がまず、自分を尊重しなくちゃいけないんだろうな。

✧

ちなみにこれ、
本を読む人と、とりわけ親和性が高いエッセイだと思う。

本を読んでいる時間って、
誰かの人生を覗いているようでいて、
結局は自分自身のことを考えている時間でもある。

「あのとき自分はどうだったんだろう」
「本当は何が嫌だったんだろう」
「これからどう生きたいんだろう」

そんなふうに、
文章を通して自分の心を掘っていくことが好きな人には、
きっと響く言葉がたくさんある。

付箋、めっちゃ増えます。笑

✧

前作が
「すべての人に好かれなくてもいい」と教えてくれる本なら、

今作は、
「それでも、自分だけは自分の味方でいよう」
と教えてくれる本だった気がする。

いつも完璧にできるわけじゃない。

周りと比べて落ち込む日もあるし、
余計なひと言を家に持ち帰って
布団の中で「クッソー!」と反芻する夜もある。笑

それでも、わたしらしく。

タイトルどおり、
肩の力を少し抜いて生きてみようと思える一冊でした。

本書はかんき出版さまからご恵贈いただきました。
素敵なエッセイをありがとうございました!

0
2026年10月24日

「エッセイ・紀行」ランキング