来年から新NISAが始まるので、書店に行くと新NISA関連の本やムック、特集を組んでいる雑誌を目にすることがある。
メディアで話題になっている、マネー雑誌で取り上げている、SNSで盛り上がっているだけで、自分で調べもしないで投資すると、痛い目にあう。
甘い蜜の味はそう簡単に味わえないのが人生だ。
著者は、山あり谷ありを経て、「2年で資産を17.5倍に増やした」とあるように、いろいろ調べて果実を手にするようになった。
株で成功する人の10の思考で特に重要だと思ったのは、小さな損切りを頻繁に行う一方で、利益を大きく育てると、損切りは次の投資のチャンスと考えるだ。
買った株がアゲアゲでもうかればいいが、サゲサゲ一直線のばあいもある。
そんな時に何%以上あるいはいくら以上マイナスになったら売ってしまうのは重要だ。
焦げ付いた株を大事に持っていてもポイントと違って増えることはなく、心の傷が広がる一方だ。
実例を使ってどのポイントに注目してかうか判断するのか説明している。
「お宝銘柄候補はどこで発見するのか」では、以下の5つの方法を紹介している。
1.本日の値上がり率ランキング
2.PTS(平日15時に株式市場がクローズした後でも、証券取引を経由せずに株式を売買できる私設取引システム)値上がり率ランキング
3.SBI証券の「本日のイチオシ決算」をチェックする
4.Twitterパトロール
5.新高値更新銘柄
「次に来るトレンド」と注目銘柄では、新聞を読む、Twitterを調べる、ググるの方法を駆使すれば、十分と著者は述べている。
分かりやすく書いてあるのでこれか新NISAで投資をしたい人にもいい。