藤井康生のレビュー一覧
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大関貴ノ花の大ファンだった私にとって、北の富士は敵役。
なんといってもあの「かばい手」の相撲の印象がある。
昭和47年1月場所中日八日目千秋楽の一番。
はて、私はこの相撲、ライブで観ていたのだろうか?
当時まだ小学生、、、生の記憶なのか、その後何度も放送されるビデオ映像を、
あたかもその場で観ていたように記憶しているのか、、
いずれにしても北の富士は敵役だった。
そんな北の富士の言動を、NHK相撲アナウンサーだった著者、藤井康生さんが、
捕り続けていたメモをもとに、北の富士の自伝に仕立て上げたのがこの本。
北海道から上京、なかなか目が出なかったが、親方が代わったころから勝ちだし、
横関へ、そ -
Posted by ブクログ
昨年逝去された北の富士勝昭さんの半生を、本人や本人と縁の深い方々の言葉で綴った回顧録。著者の元NHKアナウンサーの藤井康生さんは大相撲中継で何度も北の富士さんとタッグを組んでおり、2人の並びは大相撲中継のお馴染みの光景だった。
北の富士さんが亡くなった時は本当にショックで、あの茶目っ気を含んだ軽妙洒脱で、時折辛辣に力士に檄を飛ばす魅力的な解説がもう聞けないのは悲しいが、藤井さんの綿密な取材と丁寧な書き口で北の富士さんの人物像がくっきり描かれていて、まるで北の富士さんの声が聞こえてくるようだった。横綱としても親方としても功績を上げた方でありながら、全く偉ぶらず周囲への気配りを欠かさない粋な人とな -
Posted by ブクログ
元横綱の北の富士さんのことを、長年一緒にNHKでご一緒した藤井元アナウンサーの視点で描いたノンフィクション。
語り口が北の富士さんそのもので、まるでその口調が頭の中で流れてくるような内容で良かった。
北海道から上京して、14歳で出羽海部屋に入門してから、大関、横綱、親方、引退、NHK解説者になったその人生の遍歴を味わうことができる。
豪放磊落な性格で、相撲と、遊び方も一流で、まさに「粋」という生き方をされた親方だったなあとしみじみ感じることができた。
九州場所を見にいった時に、動いている北の富士さんを見たことがあるけど、ダンディにシルバーのスーツを着こなして折られて、遠目に見てもカッコよ