飯野賢治のレビュー一覧

  • 息子へ。

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    東日本大震災後に起きた原発事故を受け、原発の要不要について、筆者(ゲームソフトウェア制作者)の個人的な見解を表明したもの。次世代にツケを残すという点において、反対の立場に立っている。電力不足の問題はあるが、地震が多い日本が選択する発電技術ではないと私も思う。新技術開発、節電に知恵を絞るべきと考える。

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    2012年01月09日
  • 息子へ。

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    ゲームクリエイター・飯野賢治氏が福島の原発事故の後に子供たちに送ったメッセージです。平易な言葉の中にも、深いメッセージがこめられています。

    この本の基になっていたメッセージはとても有名らしく、いろいろなところで取りざたされていたみたいですね。この本はそれを書籍したものです。福島原発の事故以来、その是非があちこちで議論されるようになって以来、この薄い冊子、読んでも大体2・3分ですんでしまう物の中に、ものすごく深い思想や哲学がこめられている。そんな気がいたしました。

    文章は日英対訳で書かれており、日本以外の国の人間も読めるように工夫がされてあって、改めてこの問題が日本だけのものではなくなって

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    2011年12月06日
  • 息子へ。

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    Book】息子へ。Dear son, @kenjieno 著

    最後に1フレーズのみ引用します。
    「パパは
    「自分の世代より先まで影響を与えてしまう
    可能性があることには手を出しちゃいけない」
    と思っているんだ。」

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    2011年09月27日
  • 息子へ。

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    ネタバレ

    「生活の豊さ」と引き換えに「自分の世代より先まで影響を与えてしまう可能性があることには手をだしちゃいけない」
    そのとおりです。

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    2019年07月04日
  • 息子へ。

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    これはTwitterでフォローしていたので大枠は知っていた。すごく共感した。自分の考えを代弁してもらったかのような。このくらいの文章力が自分にも欲しいと思ったくらいに。娘に読ませようと思うがきっと娘はわかっている。だから余計に切ない。

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    2011年06月13日
  • 息子へ。

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    「Dの食卓」開発のころについて飯野さんが書いた本を読んだことがあります。
    技術の限界を、ゲームの世界で追求する姿は、未来が今すぐそこにあることを実感させてくれました。
    その後、なにをされているのかな、と思っていたら、この本を見かけました。

    私も、こどもに恥じない生き方をしたいです。
    自分で説明できないリスクを、自分のこども、未来のこどもたちに負わせたくはありません。
    しかし、現実を明らかにすれば、現在の生活に深刻な痛みを負うひとたちがいることもたしかだと思います。

    すぐ読み終わります。
    どう生きるか。
    それが問われる一冊です。

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    2016年09月13日
  • 息子へ。

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    ブログにアップされた文章を書籍化したもの。本という体裁とか、挿絵とかの、あとから追加されたパッケージでついオトナの寓話的に読んでしまうけど、一人の父親が息子に向けて書いた私的な手紙(私的じゃない手紙ってあるのかわかんないけど)だと思ったほうがすんなり読める。だからこれは「正しい・間違ってる」基準じゃなくて、「届く・届かない」基準の話なんだろうなと思う。手紙なんだから情緒的なのは当然。

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    2013年03月25日
  • 息子へ。

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    震災から時間がたってやっと心の揺れも治まって来た。そんな時に出会った本。

    これからの時代、コミュニケーション、違う言葉で言い換えれば、絆、関係性、文脈かな。
    僕らの生きるうえで中心に考えられたり、位置づけられたりすることだと思っている。

    そうやって生きるうえで大切なことは、個として自分自信が大地の上に立っていること。

    震災に伴う原発事故によって、エネルギーに対する意識が自分ごとになったよね。
    いままで、一ヶ月に一度の請求書を何も疑わずに生活していた。
    エネルギーに関する情報は、電力会社が独占し、僕らにはお金を請求するときだけ開示されてきた。

    民主主義って何だろう。僕は、選択する権利と、

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    2011年10月23日