生まれ育った富良野の森が舞台。
雪虫が飛び始めると、「わあ♡」という美しいものを見たよろこびと、「ついに」冬がやってくるという諦観が同時にこころに広がります。
北海道で生まれ育ったので、もうずっと雪虫をともに冬の訪れを過ごしてきたけれど、その生態について知ろうと思ったことがなく、今回のこの読書は
...続きを読むとても驚きのあるものでした。
この見た目で何度も生まれ変わるって、ある意味ロマンチック。感傷的にも見える表紙もあいまって、生き物が生まれてくるその役割について、いろいろ思いを馳せる時間となりました。
”花の拠点はなふる”、センターハウスの蔵書です。