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北海道や東北地方を中心に、秋がふかまってくると、「雪虫」という虫が飛びかいます。地元では、雪虫が最初に舞った日にはニュースで紹介されるそうです。まるで雪がまうように、フワリフワリと飛ぶこの虫は、次の世代の卵を産むまでに、8~9回も「生まれかわる」ふしぎな生き方をしています。いわば「命のリレー」をして、次世代に生命をつなぐのです。さまざまに姿を変え、すむ場所も変える雪虫の一年間を追いかけます。
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Posted by ブクログ
2013年出版。写真集。小学生でも読めるよう、全てフリガナ付きで平易な言葉しか使われていない。40ページ。成虫でも3~4mmしかない虫なので、マクロ撮影でもピントが合いにくいには仕方が無いだろうな...。生きて動いてるし。アブラムシの仲間だったんだな。
雪虫なんて知らなかったな。 この本に出会わなかったら、一生知らずにいただろう。 それにしても、不思議な生態。世界は神秘に満ちているのだなあ。
生まれ育った富良野の森が舞台。 雪虫が飛び始めると、「わあ♡」という美しいものを見たよろこびと、「ついに」冬がやってくるという諦観が同時にこころに広がります。 北海道で生まれ育ったので、もうずっと雪虫をともに冬の訪れを過ごしてきたけれど、その生態について知ろうと思ったことがなく、今回のこの読書は...続きを読むとても驚きのあるものでした。 この見た目で何度も生まれ変わるって、ある意味ロマンチック。感傷的にも見える表紙もあいまって、生き物が生まれてくるその役割について、いろいろ思いを馳せる時間となりました。 ”花の拠点はなふる”、センターハウスの蔵書です。
ふわふわと美しいイメージで(^_^;) しかしやっぱり虫であった アブラムシ系の集合体はビジュアル的に 眺めて楽しむ本ではない しかし不思議な生態で 繰り返し世代が変わっていく 同じ虫だというのに7回も! 身近に雪虫がいる所に住む人達はこの生態を知っているんだろうか??
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石黒誠
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