外岡秀俊のレビュー一覧

  • 情報のさばき方 新聞記者の実戦ヒント

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    基本原則一 情報力の基本はインデックス情報である。
    基本原則二 次に重要な情報力の基本は自分の位置情報である。
    基本原則三 膨大な情報を管理するコツは、情報管理の方法をできるだけ簡単にすることである。
    基本原則四 情報は現場や現物にあたり、判断にあたっては常に現場におろして考える。
    基本原則五 情報発信者の意図やメディアのからくりを知り、偏り(バイアス)を取り除く。

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    2009年10月04日
  • 情報のさばき方 新聞記者の実戦ヒント

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     朝日新聞だけど、結構まともなことを書いています。ちょっと関心。
     特に秀でた部分もありませんが、誰が読んでもまぁ、納得するレベルの情報の「整理と検証」の仕方が書いてあります。新聞記者の視点というのはほとんどありませんが(というよりも、新聞記者の視点というのはあってはならない。常に客観であるべき)、取材対象への接し方などは見るべき価値があります。

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    2009年10月04日
  • 価値変容する世界 人種・ウイルス・国家の行方

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    コロナ禍がもたらしたさまざまな影響から、世界はどのようにそれを受け止め、そのことで世界がどのように変容していったのか、または変容しきれていないのかということが、それぞれの識者への取材を通じて検証されている。
    従来のパラダイムを転換しなければならない時が来ていることを実感させられた。

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    2024年12月23日
  • 情報のさばき方 新聞記者の実戦ヒント

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    著者は以前は読書家で集めることも熱心であったが、あることをきっかけに所有することをやめたという。
    個人的には、かねてより無駄なものなど存在しないので、手元においておきたいと考えていたが、実際問題、大富豪でもなければ、書籍に割けるスペースも限られるのである。
    そういう意味で、インデック情報のみ管理し、あとは手元におかないという手法は、参考になった。

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    2021年08月08日
  • 情報のさばき方 新聞記者の実戦ヒント

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    ところどころ参考にはなったが、著者のエピソードが多かったかな。もう少しまとめることができたと思います。

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    2015年06月17日
  • 情報のさばき方 新聞記者の実戦ヒント

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    インターネット,新聞,本など現在さまざまなメディアから情報を得ることができ,自分にとって必要な情報を取捨選択しなければ情報の大波に確実に飲み込まれてしまう今日において,その多大な情報をいかにさばくかは重要である.

    自分は大学院での研究生活の中で上記のようなメディアの他,研究分野に関する論文や教科書,また就職活動をするにあたってリクナビやマイナビのような就職サイトから怒涛のように送られてくるメールや企業研究のために訪れる企業サイトでの情報など様々な種類の情報を得て,自分の中で処理する日々が続いている.

    小中高校・大学学部時代までとは比べ物にならない量の情報にさらされ,それらをどう処理すべきか

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    2013年10月26日
  • 3.11 複合被災

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    本当に情報源といった感じ。
    著者の私情があまりはさまっていない。また、たまにはさまっていても、冷静に評価できるところは評価している態度に好感が持てる。あとは、今現在進行している原発問題を追跡していただきたいところ。

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    2013年06月19日
  • 「伝わる文章」が書ける作文の技術 名文記者が教える65のコツ

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    元朝日新聞編集局長の外岡秀俊氏による文章指南書である。
    『基本編』『応用編』『実践編』に分かれ、投稿文と添削という形式で構成されている。特に『基本編』はすぐに使える技術が満載だ。自分の文章のクセもチェックことができる。

    残念な点としては、投稿文と添削が隣接しており、添削部分に目印がないので修正前後や分かりにくい。中盤から間違い探しをしている気分になってしまう。内容は優れているだけに、読者に読ませるためのもう一工夫が欲しかったところ。

    ちなみに、このレビューは本書の知識を意識して書いているが、ちょっとは読みやすくなっているだろうか?

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    2013年02月26日
  • 情報のさばき方 新聞記者の実戦ヒント

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    ・どこに、だれに聞けばこの情報がわかるか、という情報を記憶しておけ。
    ・人は、ある程度情報を知っている人にしか情報を分け与えないもの。自分はまったく知りません、という態度をとるな。

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    2013年01月05日
  • 3.11 複合被災

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    2021年の中高生が「10年前」に起こった東日本大震災を学ぶ本となるよう心がけて書いたという。
    インターネット上の文章、新聞、雑誌、書籍、このうちどれが2021年頃の人々にとって的確な記録として残っているだろうか。新聞社にいた著者は「書籍の力」を信じたと思われる。地震災害が起こってまもない頃から、2011年末にかけて何度も丹念に現地を見て写真を撮り、人々に話を聞いてまとめた2012年現在の記録としては価値がある。
    福島県大熊町の「双葉病院」での患者置き去り報道の顛末と真相を丁寧に取材しているのは評価したい。
    東北地方太平洋岸一帯に甚大な被害をもたらした大津波の被害とその後、福島第一原子力発電所

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    2012年10月26日
  • 情報のさばき方 新聞記者の実戦ヒント

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    ネタバレ

    新聞記者が描いた情報のさばき方についての本。
    まさに情報をさばく仕事の新聞記者であるがゆえに考え方テクニックなど参考になる部分も多いと思う。

    基本原則一 情報力の基本はインデックス情報である。
    基本原則二 次②重要な情報力の基本は自分の位置情報である。基本原則三 膨大な情報を管理するコツは情報管理の方法をできるだけ簡単にすること
    基本原則四 情報は現場や現物にあたり、判断にあたっては常に現場におろして考える
    基本原則五 情報発信者の意図やメディアのからくりを知り、偏りを取り除く
     
    ・大きなニュースには多くの場合かすかな予兆がある。不確定要素をどこまで神輿、見切るのかが職人の技量
    ・断片情報

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    2012年08月05日
  • 3.11 複合被災

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    ネタバレ

    2011年3月11日の大地震、それに伴う激烈な津波、原発事故。
    あの日から起こったことを時系列かつ体系的につづっている。
    ジャーナリズムとは本来こうであるべき本だと思う。

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    2012年07月19日
  • 情報のさばき方 新聞記者の実戦ヒント

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    ●情報力の基本はインデックス情報力。
    どこにいけば、誰に聞けば確かな情報を得られるのかを示す。

    ●情報力の位置の確認。
    提供源に対しての自分の立ち位置により、偽情報や情報力操作、情報の信頼性を判断。

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    2012年07月14日
  • 3.11 複合被災

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    著者も言うように、備忘録としての本。
    それにしても・・・・
    「核兵器を放棄する代わりに、その製造技術と材料を常に確保し、潜在的な核保有国として、いざという時に備えよう」と考える原発推進派がいるという所に、もっと焦点を当てて、メディアも追求しなければダメだなぁ・・・・と思った。

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    2012年04月21日
  • 情報のさばき方 新聞記者の実戦ヒント

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    朝日新聞の編集局長が書いた本だが、新聞社の新入社員向けに書いた様に感じられた。そういうつもりではないのかもしれないけど。ただ、レポートや論文を書く時には、ここで書かれてる考え方が役立つかも。

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    2012年04月19日
  • 情報のさばき方 新聞記者の実戦ヒント

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    ネタバレ

    情報に対しての接し方の方法として勉強なる。ただし、新聞記者の実践例が主たるものなので注意が必要。
    意外と抜けている情報に対する接し方の方法の一つが分かり、勉強になった。

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    2011年09月07日
  • 情報のさばき方 新聞記者の実戦ヒント

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    ネタバレ

    ・「備忘録」と「日記」の分離
     備忘録→日々の客観的な出来事だけを記録する(過去の情報管理)→グーグルカレンダーへ
     ex.食べた場所、会った人、行った所、読んだ本、見たもの
     日記→感情をぶつけ思いつきを書き付ける→手帳ノートへ
     将来の情報を管理+To Do管理→手帳カレンダーへ

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    2011年05月14日
  • 情報のさばき方 新聞記者の実戦ヒント

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    エッセンスは以下のとおり。
    新聞では既に知っている知識7割、ニュースを3割で書く。なぜなら、記者は当たり前と思っても読者が判らず、かといって、専門家からはモノ足りずなのでこの程度。
    情報は「どこに、どんな資料がある」というインデックスを整理する。
    得た情報はそのまま受け止めるのではなく、情報源がどういう思想、立場なのかというバイアスを知った上で、情報を判断せよ。
    人は情報をある程度、情報を知っている人でないと話さない。
    周りの人から聞き込み、ある程度情報を得た上で本人に聞くべき。
    情報は現場にあり。判断に当たっては常に現場におろしている。
    軍事は「地理と歴史」がポイント。各地方を知るのも同じだ

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    2010年05月08日
  • 情報のさばき方 新聞記者の実戦ヒント

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    <本文より>
    「情報は、ある程度知っている人間にしか話さないものなんだ」と先輩はいいます。他の人が知らない情報を知っている場合、人にはだれかに話したいという欲求がある。しかし、まったく相手が知らなければ、警戒心が先に立つ。断片的にでも相手が知っていれば、「その真相は実はこうなんだ」と教えてくれるものだ、というのです。では、どうやって断片的な情報を得るのか。
    どのような組織も、同じような人間の集団である。まず誰が、どのような分野で、どこまでの権限を持ち、責任を負うのかが組織上、明確になっている。
    先輩の助言とは、人が持っている情報には深浅があり、深い人ほど話したがらないというものでした。そこで、

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    2010年11月17日
  • 情報のさばき方 新聞記者の実戦ヒント

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    (新聞のつくられ方、というタイトルのほうが適切なのではないだろうか。)
    ネット社会だからこそ、煩雑な情報の海からじぶんにとって必要なそれへのアクセスを容易にするという新聞の必要論には私も希望を持ちたいところだ。

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    2009年10月04日