工事現場を定点観測するシリーズ。マンションポエムの本を読んだので、マンションの巻をチョイスしてみました。
Webによるとラインナップは以下の通り。
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1『道路』 /イケウチリリー/絵
2『マンション』 /たじまなおと/絵
3『トンネル』 /武者小路晶子/絵
4『橋』 /山田和明/絵
*監修はいずれも鹿島建設株式会社
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これが第1期。城や遊園地も登場する第2期、世界遺産を見ていくシリーズも。
プロがしっかり監修しているんですね!大人が本気で遊んでくれる感じ、好きです。
マンション建設のスタートは、今ある建物をこわして更地にするところから。見開きを横ではなくタテに使って、35階(数えた)のタワーマンションが立ち上がる様が描かれていきます。周辺には学校やスーパーマーケット、公園も。長い工期の中で、奥にある山が紅葉したり、街路樹に花が咲いたりする変化を見つけるのも楽しい。
身近にある工事現場と重ね合わせながら見ると、より楽しめそうなシリーズです。
まともなレビューはここまで。あとはまた、タガの外れがちな余談です。
ちなみに、マンションポエム(広告)はどのように作られるかというと。だいたい、この本の最初のページと同じくらいにスタートします。
計画が決まり、設計図ができたころ。広告代理店に声がかかり、コピーライターやCG制作者が招集されます。
どんな画にする? この立地や物件の強みは? どんなコピー(ポエム)でインパクトを出す? ブランドのトーン&マナーは?
そんなことを真剣に打ち合わせて、メインビジュアルとメインコピーが決まります。
工事がはじまり、現場周辺に仮囲いが立つころ。
仮囲いパネルにビジュアルとコピーを掲出。「ここにこんなマンションが建ちますよ」と足元エリアに周知し、詳細はサイトに誘導します。
あわせて、広告素材のデジタルデータが各メディアに支給され、世間に告知されていく。
大雑把にはそんな流れ。
まだ建ってない建物を売るためのマンションポエム。幻を描くみたいな仕事だ…と思っていたけど、そうか、並行してちゃんと現場があったんだ。
なんだか安心しました。
おしまい。