中島誠之助のレビュー一覧

  • ニセモノはなぜ、人を騙すのか?

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    贋作というものの奥深さを教えて頂きました。
    骨董においての、ニセモノとホンモノの違い。
    いやー、面白かった。中島誠之助という人
    に対しての興味がより一層増しました。

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    2012年04月20日
  • ニセモノはなぜ、人を騙すのか?

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    ネタバレ

    騙される場合の要素は3つだという。
    儲かる(欲)。
    懐が甘い。
    不勉強。

    本当だろうか。裏をかくのが、騙す人の技術だ。
    どれだけ勉強していても、その勉強をした人を騙す技術は存在する。
    この本自体がニセモノではない根拠をしめせていないような気がした。

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    2011年09月13日
  • 骨董掘り出し人生

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    ネタバレ

    [ 内容 ]
    ホンモノとニセモノの見分け方を、いかに実生活にいかすか。
    骨董の目利きから、人生の目利きに。
    失敗も人との出会いも、すべて自分の糧に…骨董を掘り出すように、人生も掘り出してきた著者の実践的骨董修業記。

    [ 目次 ]
    第1章 骨董小僧奮戦記
    第2章 骨董屋になるまで
    第3章 骨董小僧の修業時代
    第4章 独立開業
    第5章 古伊万里を世に送り出す
    第6章 骨董街道をゆく

    [ POP ]


    [ おすすめ度 ]

    ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度
    ☆☆☆☆☆☆☆ 文章
    ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー
    ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性
    ☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性
    ☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度

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    2011年06月07日
  • ニセモノ師たち

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    人気番組「お宝何でも鑑定団」のファンの方なら、きっと一気に読んでしまう、とっても面白い本です。
    鑑定士中島誠之助氏の人柄がにじみ出ていて、著者のファンにもなってしまいます。
    ニセモノをどうやって作るか、こんな裏話を知ったら、恐ろしくて骨董に手を出せなくなってしまうかも。

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    2011年02月07日
  • ニセモノ師たち

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    1938年3月5日、東京は青山に生まれた骨董商・古美術鑑定家。

    『開運!なんでも鑑定団』で、壺や茶碗や絵皿に向けて語られるその歯切れのよい口調、素人にも解り易い視点、しかしズバッと切り出される故事来歴や本物を見分けるポイントの押さえ方など、最初に見たときからいっぺんに好きになってしまいました。

    本来、私が志向・嗜好するのは無名の民衆の作った、そこいら辺に転がっている二足三文のフォークロア=民芸なのであって、有名な誰それが作ったであろう高価な商品に何の興味も持っていないのですが、たまたま座興で、自分の審美眼を確かめるみたいな感じでこの番組を見ていて、それほど骨董や古美術には詳しくないのですが

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    2011年09月15日
  • ニセモノはなぜ、人を騙すのか?

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    人を欺き信用させる手法は、骨董だろうとSNSのブランディングや勧誘だろうと、その本質は変わらない。
    情緒に訴える情報が拡散浸透しやすいSNS社会の現代こそ、偽物や詐欺に騙されないために必要になってくる本なのではないだろうか。

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    2022年02月19日
  • 真贋のカチマケ 鑑定士の仕事

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    著者は、なんでも鑑定団で有名な鑑定士。この本では、自身の生い立ちから修行時代、開店から現在までの経緯、鑑定や売買を巡る様々なエピソードや人との付き合い、焼き物の見方、買い方等のノウハウなど、色々な話題が網羅されていてとても面白かった。文章の語り口も軽妙でとても読みやすく、古物に興味の無い人でも、この世界の商売の仕方や人との付き合い方など、いろいろ参考になることも多いと思う。
    古物商の世界は、真贋の鑑定からモノの評価の仕方、金銭のやり取りなど、全て自己責任でリスクも負わなくてはいけない大変厳しい世界だ。
    著者は色々な失敗をしながらも、それを糧にこの世界を生き抜いて一流の鑑定士として成功している。

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    2019年06月20日
  • ニセモノ師たち

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    骨董品自体にドラマがあるので
    当然、それを取り扱う人間達にもドラマが
    あって、逸話、苦い思い出、人情話など
    色々な種類の話を品と同時に集めることになる。
    本物と偽物に対する知識もアリ、テレビでは見れない若気の至りのエピソードなどてんこ盛りの一冊「いい仕事してますねぇ」

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    2018年03月17日
  • ニセモノはなぜ、人を騙すのか?

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    ・ニセモノはこの世の小気味のいいスパイス
    ・懐があったかく、骨董を欲しがっているが不勉強な人に、「儲かるよ」と甘く囁く。⇒ニセモノにひっかかる

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    2015年12月19日
  • ニセモノはなぜ、人を騙すのか?

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    ネタバレ

    ・偽物があるから本物が光る・偽物のカモ:欲+カネ+無知・目利き儲からず・骨董界は非生産かつ不信の世界・キャンセルは自己のためならず・机上は駄目・再見した名品が小さく見えたなら己が精進している・「鑑定書をつける必要lがあるからつける・偽物がでるのは価値が認知された証・本物でも偽物でもない「伝」・偽物は文化の潤滑油・絹とボロ着て木綿は着るな・捨て目を効かせる・計算では戦術に勝ち戦略に負ける・感性では戦術に負け戦略に勝つ

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    2015年03月01日
  • ニセモノはなぜ、人を騙すのか?

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    テレビの鑑定番組でおなじみのプロの骨董屋による一冊。

    骨董屋と鑑定士が違うこと、また骨董収集屋にもプロとそうでない人たちがいること、インターネットの台頭により偽者の質が下がってることなど、知らないことばかりで非常に勉強になった。

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    2014年07月28日
  • ニセモノ師たち

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    ネタバレ

    「鑑定団」で有名な著者の、骨董・ニセモノに関する体験・考察。
    いかに骨董商の世界が特殊かつ厳しいか、また「目利き」が難しいかがよくわかります(いかにニセモノが多いかということですが)。素人が手を出してはいけない世界ですね。

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    2013年03月03日
  • ニセモノ師たち

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    “贋作”が持っている、強烈な魅力のようなものを改めて感じさせられる本だった。本物があれば偽物もあり、そこにはドラマがある。
    そんなふうに思ってはいけませんか。

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    2012年05月20日
  • 骨董屋からくさ主人

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    今や長寿番組として定着した感のある「開運!なんでも鑑定団」。その名物鑑定士といえば、この人。ご存知、中島誠之助氏。
    氏の骨董商として駆け出しの修業時代から、様々な焼き物、多くの人たちとの出会いなどを、エピソードという形でまとめている自叙伝的エッセイ。
    「良い仕事してますねえ~。」というおきまりのフレーズが、どこからともなく聞こえてきそう。

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    2012年03月16日
  • ニセモノはなぜ、人を騙すのか?

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    [ 内容 ]
    ニセモノを見抜く目を養い目利きとなるための心得。

    [ 目次 ]
    第1章 なぜニセモノにひっかかるのか(ニセモノだらけの世の中;ニセモノにひっかかる三つの法則 ほか)
    第2章 ニセモノを見抜く力を養う(骨董業界の修業法;骨董に教科書はあるのか ほか)
    第3章 ニセモノの歴史(ニセモノはプロの世界で取り引きされる;プロはニセモノにひっかかってもキャンセルはしない ほか)
    第4章 ニセモノの本質(ニセモノとはどういう存在か;ニセモノに罪はあるのか ほか)
    第5章 日本人とニセモノ(日本人はなぜ騙されやすいか;正倉院御物が語るもの ほか)

    [ POP ]


    [ おすすめ度 ]

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    2011年05月24日
  • ニセモノ師たち

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    骨董の世界はなんだか妖しい香りがする。

    なぜなら、見る人によってモノの価値が決まるから。そこに絶対はない。ホンモノとニセモノがあり、そしてまた同時にイイモノとクダラヌモノという別の観点がある。だから、それを見極めるところに、プロの超越した力と自分の美意識への信念が見える。

    骨董を語ることは人間の信念や欲望を語ること。非常にいい目を持っている人も、束の間の欲望でその目が狂わされる。その一方で、ホンモノと同じぐらいに存在感を放つニセモノ達。極められたニセモノはホンモノに負けぬ力を持つ。それを作り出すニセモノ師たちの、少し歪んだ熱意と信念。それはドラマよりも深く、根深く、面白い。

    著者の語り口

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    2009年10月04日
  • 骨董掘り出し人生

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    著者の半生を本人が語ったもの。ありがちな自慢臭も感じるが、全体的に本質的な美術論を読み取ることができる。評価が分かれそうな一冊。

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    2009年10月04日
  • ニセモノ師たち

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    テレビでおなじみの鑑定士の連作エッセイ集。ニセモノの骨董品の定義、ニセモノの骨董品はいかにして作られるか、ニセモノにだまされる人はどういう人か、など、自身の体験を中心に解説している。

    1.欲心が絡む(金儲けのために骨董品に手を出す)。
    2. 勉強不足。
    3. 小金がある。

    というのが、ニセモノにひっかかる三条件だそうだ。骨董品にかかわらず、ブランド品や、高級オーディオなどにもあてはまるかも。

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    2009年10月04日
  • ニセモノはなぜ、人を騙すのか?

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    本物の古美術で儲けようと思っても利益はほぼ出ないのでニセモノを本物として売って利益を出さなければならない。
    昔はプロ同士騙し騙されでやっていた。

    骨董品を買って直ぐに儲けようと思っている人がいる。
    昔は目利き同士が騙しあっていた。
    昔は目利きのプロが情熱を持ってニセモノ造りをしていたが素人の参入によりニセモノの質が酷くなっている。

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    2014年12月20日
  • ニセモノ師たち

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    私には元来、収集欲とか所有欲というものがない。寧ろ無所有欲と言うか自分で背負える荷物だけを友に旅するように生きるのが理想だと思っている。但、古書や絵画、骨董、食通のような趣味人の話はよく読む。一種の反作用の様なものだろうか?著者は『開運!なんでも鑑定団』の人気鑑定人であり「いい仕事してますね」の決め台詞で知られる。容易には知り得ない骨董品業界の内情が知れて非常に興味深いが、業界オメルタの掟でもあるのか、語りが抽象的かつくどい。最後の「座の文化」から「立の文化」への変化に伴う、新しい美の発見の主張には共感。

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    2012年06月30日