カール・ベンクスのレビュー一覧
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好き。気持ちいい。
読みながら、涼しげな風が吹き抜けるようであり、雪景色を見ながら温かい部屋で過ごしているような気持ちになる。
眺めて読んで。
さらに眺める。
窓からの景色、様々な緑に囲まれた生活。食事後に外で過ごせる安らぎの空間。羨ましい。
お家も、集落、街並みの外観も好き。
双鶴庵の内観も好き。温もり溢れる。
どういう生業だと、ああいうところで暮らせるのだろう。ずっと都市部で生きていると、よくわからない。おばあちゃんちは、織物と農業だったけれど、農業はもっぱら自宅用だったし。
50代で移住したということを初めて知った。第二の人生、まだまだいけるんだと、前向きな気持ちにもなれた。
いいなぁ。 -
Posted by ブクログ
春夏秋冬の自然なカラフルな写真が美しい
建築家ブルーノ・タウトの「日本の家屋と生活」。タウトが1930年代に日本を旅し、各地の民家とそこでの暮らしぶりを記録した本です
カールさんの青春時代も波乱に満ちていました。旧東ドイツでは進学も容易ではなく、家計を助けるため15歳から内装デザインの会社で働き始めました。やがて東西冷戦が激化。カールさんは東ベルリンから、深夜川を泳いで西側に脱出します。19歳でした。
東ドイツでは男子に兵役があったんです。私は祖父を第一次世界大戦で、父を第二次世界大戦で失いました。私は絶対に戦争で死にたくなかったんです。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ『ビジョンとともに働くということ』(山口周 中川淳)で「誰から頼まれたわけでもなく、廃墟になりかけていた古民家の再生をやり始めた人がいる。それに全国から買い手がついて、移住する人が増えている。」と紹介されてて気になった『カールさんとティーナさんの古民家村だより』(カール・ベンクス クリスティーナ・ベンクス) 。
自身が【民俗学という過去から継承されてきたもの】を学び、
そして京都にあった古民家カフェがキッカケで、【古い建物】に興味を持ち始めた事の影響もあったかもしれない。
大黒柱のある部屋の中で天井向いて「ホァーーーーーーーー……」って言ってたのを覚えてます。
それまで日本のお城行っても非現実的な空間としてしか捉えてなくて「Wow!」って叫ぶだけだったけど…
【生活感のある感じに対する《共感》】と、【古くから残る感じに対する《尊敬の念》】とでも言うのか……
とりあえず古民家ではいろいろ混じって「ホァーーーーーーーー……」になってた。(側から見たら変な人)
さて、古民家に関する本書においては…
「ドイツ人である彼らは何故ここまで…?」という気持ちで読み、
【日本文化愛好家だったお父様の影響】、
【日本建築家の内装デザインや、日本家屋をヨーロッパに移築する仕事】の先に、
【新潟県十日町市竹所という場所とそこに住む人との良き関係】はわかりました。
が。
「彼らは何でこんなにも動けるのか」っていう事に対する疑問は残ったまま。
【1つの物事に対する情熱】を持つ事なら誰だってできるけど、
それを形として表す段階に至るレベルには、人によって可か否かが分かれてくる。
「できるかどうかじゃなくて、やるかやらないかだよ」というコメントはよく見たり聞いたりするけど、
「そのコメントじゃなくて、結果までのプロセスを見たいんだょッッ」となってきた今ちょうどこの時……
眠気がやってきたので充電するとしましょう。