大﨑洋のレビュー一覧

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    吉本興業の会長が書いているという興味本位程度で読み始めたが、進めるうちに自分の中で☆が増え始め、中盤では☆5つとなった。
    12にしないこと、についても本分に書いていることもほぼ全ての内容で共感できるものだった。今は「~しなければならない」という論調が強いと感じているため、「しないこと」を明言なさっていることに感心した。
    50代中盤の自分だが、最後には「よしもとで働いてみたい」と思った、冗談抜きで。
    もうひとつ、ダウンタウン愛も強く感じた。僭越ながら微笑ましい。

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    2025年12月08日
  • 居場所。

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    ・くるくる変わる人間とその瞬間に会っただけ。

    ・全ての瞬間で悪人もいい人もいない。

    ・人間は日々変容していく。

    ・本当に悩みを解決したいのなら、自分に相談するしかない。
    自分の悩みに答えを出すのは、自分だけだ。

    ・「異質な人」がいるからこそ、社会は多様性を持つ。あれこれ悩んで考えることが、夢見る力や構想力につながる。

    ・どんな仕事でも、とりあえず与えられたものを全力でやってみる。

    ・笑いというのは「愛情」をベースとした人と人との繋がり。

    ・合理性を求めすぎた瞬間、愛情と人間臭さは消えてしまう。

    ・みんな、「そういうものに、私はなりたい」という気持ちを抱えて、下手くそに生きている

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    2025年07月14日
  • 居場所。

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    温かい気持ちになれる良本
    「しゃーない」という言葉でだましだましやっていったら、そのうちいい風も吹いてくる
    肩肘張らず「しないこと」を大切にするのも良い

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    2024年07月02日
  • 居場所。

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    「3人目のダウンタウン」と言われるほど、
    浜田雅功と松本人志の才能を見抜き、
    ずっと育ててきて、吉本興業の会長にまでなった。

    生い立ちから入社してからのたくさんの苦労話。
    たくさんのタレントや芸人との裏話など、
    読んでて楽しかった。

    何より、脱力系でありながら、やるときはとことんやる、
    という、真摯な性格がうかがえる。
    人間的にとても好感が持てる方。

    居場所がなかったと、書いてあるが、
    大崎氏自体が、たくさんの人の居場所になっていたのでは。

    くよくよしているときは、しゃーない、
    と、口にすると、少し楽になるかも。

    細かいことにこだわる人や、
    周りから浮いているんじゃないかと思っている

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    2024年04月25日
  • 居場所。

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    吉本興業の会長まで務めた人だが、飾ったところがない。修羅場をくぐった武勇伝でもない。元々の自分の性格をよくわかっていて、その上で、ダウンタウンの才能にほれ込んで彼らの笑いを世の中に届けること、そして会社を良くしたいという思いで会長まで上り詰めた人。興業という裏社会とのつながりも躊躇なく語り、その上で、正すべきところは正し、でも、ルールでがちがちに縛りたくないという優しさ。こういう人が、企業のトップにいると、社員は幸せだなあ。

    競争しない。友達は無理に作ろうとしない。誰か一人でも信じてくれる人がいればいい。その人に恥じないように生きればいい。逃げる場所を持つ。いやな人はいるが、自分にとって見え

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    2024年02月27日
  • 居場所。

    購入済み

    ええ本です

    一気に読めました。
    何かタメになった!、と言うよりはネクタイを少し緩めて楽になった。
    と言う感覚を読み終えた後感じました。

    #アツい #癒やされる #ハッピー

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    2023年05月07日
  • 居場所。

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     人は群れて生きる生き物といわれる。だが誰もがにぎやかな場所に安らぎを感じるとは限らない。静けさの中にこそ自分を取り戻せる人もいる。起きぬけの窓辺、一杯のコーヒー、隣にいるのは一人か、せいぜいもう一人。それが心地よい人もいる。社会の喧騒から距離をとり己の輪郭をなぞるように過ごす時間。それは逃げではない。むしろその静寂にこそ真の対話が宿るのだろう。質で満たされる居場所がここにある。氏は社会的立場にあっても銭湯を居場所とした。

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    2025年06月05日
  • 居場所。

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    なにも知らない状態でタイトルに惹かれて手に取ったらまさかの吉本興業。ダウンタウンの下積み時代のエピソードも折り込まれていて、いろんな意味で興味深かった。飾らない人柄が魅力的だと感じた。

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    2025年04月24日
  • 居場所。

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    ボーッと散歩したり、銭湯に行ったり、競走が嫌いだったり割と自分と似ているなぁと思った。

    心に残ったのは、無理に相談相手を見つけなくてよい。
    しゃーないと言ってくれる人がいれば絶望しなくて済む。

    一家団欒に向いてない人もいるんだなーと思った。

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    2024年09月13日
  • 居場所。

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    2023年初版。著者にとても興味を持っていました。勝手なイメージとしては、ダウンタウンを売れっ子にした敏腕マネージャー・今田耕司さん・東野幸治さんをはじめとする芸人さんをプロデュースしたやり手。きっと上昇志向の塊のような野心家。読んでみると全く本人には、そんな意識はないようです。ただ、感じてのは仕事については懸命に向き合ってきたこと。世間では当たり前に訴えられていること、友達が大切であることやコミュニケーションの重要さなどを否定はしないが、絶対的なものではないと言うこと。それとお母さんとのこと、ダウンタウンの二人との逸話や関係。3人目のダウンタウンと呼ぶにふさわしい方だと思います。面白かった。

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    2024年09月09日
  • 居場所。

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    すごく共感できるところと、でも吉本の会長まで登り詰めたからには、おっしゃるとおりにはいかなかったところももっとあっただろうにと思ってしまう部分とあって、その折り合いをどうつけたのかが知りたいところなんだけどな、という読後感もあった。
    「たまたまなっただけ」という謙遜はそのとおりなのだろうけど、でもご本人的にももっといろいろな感情が動かないわけないのではと思うのは、深読みしたすぎ?まあ、大人の事情で書けないこともあるのだろうけど。
    ただ関東の人間なので、二丁目劇場時代はわからないけど、東京進出後はダウンタウンをずっと見てきた者としては、大崎さんから見たダウンタウン史という側面もあったので、終始興

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    2024年08月26日
  • 居場所。

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    ダウンタウンさんや芸人さんとの話ばかりかと思いきや、ご自身のことだけでなく、ご家族のこと、過去に吉本であったゴタゴタ騒動のことなど、思っていた以上に赤裸々に書かれていた。

    正直、報道などの印象から野心に満ち溢れていて、どこか腹黒くあまり温かみを感じるような印象はなかったが、お母様想いなところや芸人さんへのリスペクトが凄く伝わり、これまでの印象とは大きく変わった。

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    2024年07月22日
  • 居場所。

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    エッセイでもあり自己啓発本でもある。
    名前と顔は知ってるくらいでイメージはやはり良くなかった方。
    自分と似ている所が沢山あり、共感の嵐。
    表に出る人ではないのでなかなか人柄が伺えないのが残念。
    もっと話聞いてみたい。

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    2024年05月28日
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    仕事でしんどい時に読んだので、とても楽になれた。自分はそんな立派な人間じゃないし、他人からどう評価されてもいいやーと、前向きに脱力できる本でした。

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    2024年05月12日
  • 居場所。

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    吉本興業、大崎会長の著作。
    今までテレビから流れてくる情報しか知らなかったが、上場廃止の本質などがまとめられている。
    ・勝ち負けと関係のない"小さな幸せ"を喜ぶ習慣
    ・一人になって自分を知る
    ・みんなにわかってもらおうとしない
    ・居場所は心の中にある

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    2024年04月14日
  • 居場所。

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    お母さんとのエピソードが特に印象深かった。「自分を守ってくれるお守りのような存在が心にいること。」「それこそ、自分の居場所。」に涙が出ました。みんながそれぞれに自分らしくいられる居場所を見つけられたら良いなと思った。


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    2024年02月14日
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    そうは言っても吉本興業の会長をつとめられてる位だから成功者だよね。宮沢賢治の姿に共感するというのは何となくわかります。

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    2024年01月19日
  • 居場所。

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    吉本興業の冴えないサラリーマンが、ダウンタウンのマネジメントをきっかけに東京へ大阪へと流転しながら、成り行きで社長の座に流れ着く。成長とか野心とか成り上がりとは一切無縁の「アホ社員」が半生を振り返って掲げた人生訓は、12の「しないこと」だった。

    読んでいて想起したのは、キーツのネガティブケイパビリティ。

    「事実や理由をせっかちに求めず、不確実さや不思議さ、懐疑の中にいられる能力」

    しゃーないものはうっちゃる。とりあえず脇に置いておく。うまくいかない、どうにもならない時にこの本をパラパラめくれば、少しラクになるかも。そんな本かなと思う。浜ちゃんの「1回休み」にずいぶん救われたりする。

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    2024年01月02日
  • 居場所。

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    ■ Before(本の選定理由)
    吉本興業・大崎会長の著作。あまり表にでて論を展開されている印象が無い。どんな人なのだろう。

    ■ 気づき
    いい意味で野心家でなく、芸人に寄り添ってきたのだな、と感じた。ご家族のことも書かれていて、率直で、とても好感をもった。

    ■ Todo
    興行商売は綺麗事ばかりでは無い。引退された後に、大崎さんなりの業界提言を聞いてみたい。

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    2023年10月29日
  • 居場所。

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    よしもとのあの闇営業の記者会見での印象しかなかった著者。ダウンタウンにとっては特に松本人志とは縁に深い人なのだろう、そういえば”放送室”でなんどか大崎さんの名前がでてきてたわ。
    苦労人であることは確か。
    もっと苦労人なのが著者の母、祖父母の介護に自分の闘病(乳がん)見舞う息子を”はよ、仕事行き”と気遣う姿は私の母親と重なってせつなくなった。
    著者の気持ちが痛いほどわかって病院の待合室で読んでたのに泣きそうになって困った。
    まっちゃんとの約束(プールで潜水し最後まで泳げたら一個だけ言う事きいてもらうという)なんだったのか気になるけど、公けにしないとこも好感持った。

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    2023年10月29日