冨長御堂のレビュー一覧

  • #拡散希望 その炎上、濡れ衣です

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    私が、認知症のおじいさんに「この人に頭を叩かれた」と濡れ衣のクレームが入った時のことを思い出しました。当時の上司は、「叩かれることはあっても、叩いたりするようなやつじゃありません!」と怒鳴り返してくれました。怒鳴り返す対応が正しいかどうかは別ですが、確実に心は救われました。佐々木さんの手紙に、少しだけダブらせてもらいました。

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    2023年04月20日
  • #拡散希望 その炎上、濡れ衣です

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    数多くの炎上案件がSNSを騒がせている昨今ですが、その多くは当事者ではない周囲の人間の「正義感」や「怒りのはけ口(ストレス発散)」、「承認欲求」によるものでしょう。

    特別な悪意からではなくとも、自分の投稿が炎上に火種として大きく成長してゆく様に快感を覚える姿や、自分の怒りを持続させるために認知(記憶)を自分の都合の良い形に歪曲してゆく様子はリアリティがありましたし、人間の「弱さ」が描かれているように思います。

    本作の主人公は、「勘違い」と会社の「保身」のために炎上の被害者となりました。追い詰められていく過程も現実的でしたし、見ず知らずの他者から悪意を向けられる恐怖は尋常ではないものがあった

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    2023年03月08日
  • #拡散希望 その炎上、濡れ衣です

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    前半部はよくある展開だった。トラブルがSNSにばら撒かれ、ネットユーザーたちを巻き込んで拡大していく。ここまでは正直、その辺に転がっている話で面白みも何もなかった。
    だが後半に至り、逆転が起こる。ネットの炎上に対して主人公の周囲の友人たちが、信頼できる人間たちが立ち向かう様に熱くなった。そして明らかになっていく「炎上」、その「火元」の正体にはため息が漏れた。
    何もかもがインスタントになり、情報が「ネタ」として消費される時代になったからこそ、分からなくなりがちだが、デジタルの海の向こうには「ひと」がいて暮らしを営んでいる。そうした事を忘れずにいたい。
    この物語には、辛辣だが真摯で、熱い眼差しがあ

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    2025年02月24日
  • #拡散希望 その炎上、濡れ衣です

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    仕事できない人のフォローをしていたはずが、予想通り事故になり、いつの間にか諸悪の根元扱いされてネット大炎上するまでが速い!ドキドキしながら読みきった。

    できれば最後、本当の加害者をぶちのめすところまで書いてほしかった!

    私の結婚式のプランナーさんも仕事できないタイプの人だったことを思いだし、苦々しい気持ちを思いだして嫌だった。あー!ずっと忘れてたのに!
    これから式を挙げる方々へのアドバイスとしては、おや?が続いたら我慢せずに担当交代をお願いしたほうがよいということ。
    お祝い事だし、担当交代なんてケチがついたようで言い出しにくく我慢してしまったが、結局準備から当日までおや?が続き、この人仕事

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    2024年01月06日
  • #拡散希望 その炎上、濡れ衣です

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    ある事件が起こり、SNSで拡散され炎上。
    実際にありそうで怖い。
    というか、あるのかもしれない。
    ネットの怖さが凄く伝わる。

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    2023年06月24日
  • #拡散希望 その炎上、濡れ衣です

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    ネタバレ

    一気読みでした
    美濃みたいな社員居ますね
    当の本人は何も感じてなくて
    周りの者が振り回されて疲弊する
    会社も何もしてくれない
    お客様はクレーマーとなり

    でも、炎上しても負けません!
    仲間もいるし

    会社はもう少し痛い目にあわせたかったな

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    2023年04月09日
  • #拡散希望 その炎上、濡れ衣です

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    一気に読みました。

    まあ、想定通りの流れでしたが、
    炎上したのが完全に被害者だったので
    感情移入しやすかった。

    ただし、もう少し裁判シーンで
    やり込めるところを見たかったと感じたので
    星4つとさせていただきました。

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    2023年04月04日
  • #拡散希望 その炎上、濡れ衣です

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    とにかく許せない!って気持ちが沢山湧き起こる作品です。特にプランナーの美濃という男。こんな人間は現実にも中々いないんじゃないかと思いますし、終盤にいくにつれ、ホントに恐ろしさすら感じました…こういう悪人に対して、九印先生のような正義の弁護士がいて、ホントにカッコよく描かれていて良かったです。現実に炎上というのは沢山起きてますが、当事者になってしまった時の怖さがとてもよく分かる作品でした。

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    2023年04月01日
  • #拡散希望 その炎上、濡れ衣です

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    ネタバレ

    濡れ衣による炎上案件と、その解決の物語です。炎上に至る経緯がかなり細かく描かれていて、主人公がサンドバックになっていく中盤までの展開は結構読んでて堪える。
    中盤弁護士と出会うころから事態が一気に好転していく。でも攻撃された!逆襲だー!って物語になってないのはいいね。
    あと事件を担当する弁護士九印葉桜ですが、この作品単体で終わらせるには惜しいキャラです。葉桜を軸にシリーズ化もありなんじゃないでしょうか。

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    2023年03月15日