ビジャイ・ゴビンダラジャンのレビュー一覧
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1.この本をひと言でまとめると
これからのグローバル競争の鍵
2.お気に入りコンテンツとその理由を3から5個程度
・10ドル費やせる人が1人いるのと、1ドルを費やせる人が10人いるのとでは、ウォンツやニーズはまったく異なる。だからこそ、富裕国の製品やサービスが貧困国でも大きな効果を出せるな...続きを読むPosted by ブクログ -
イノベーションは、先進国から始まり、世界に広がる。ところが、その逆のパターンが発生している。これが、リバース・イノベーション。これに気をつけないと、先進国の我々は、後進国に負けることになる。というか、すでにそうなっている気がする。Posted by ブクログ
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イノベーションは先進国で生み出され、それが途上国にも普及するのはもはや過去の考え方。今や途上国が大きなマーケットになっているため、途上国に合わせた製品開発が必要。そしてその製品は先進国の今まで気づかなかったところで広がっていく。この点に視点をおいた著者の分析は見事だが、後半に同じような実例が続くのは...続きを読むPosted by ブクログ
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先進国で起こったイノベーションは、時間差で発展途上国で開花するといった説は、現在ない。
コミュニケーションが発達した現在は、一段も二段も飛び越えた技術浸透がなされる。
よって、利益の構造や求められる使い勝手も先進国のものとは全く異なる。
ローカリゼーションも大事ではあるが、大事なことは、地場地場に会...続きを読むPosted by ブクログ -
よくあるグローバル展開、新興国でのビジネスの成功についてだけではなく、そこで成功したビジネスモデルは既存エリアすらも変えていくイノベーションになる事を説いた本。
その難しさや対抗策を実例を交えて解説しているので、教科書的に持っていてもよい本だと思う。Posted by ブクログ -
人間の脳は見たいものしか見ない。
ことを成し遂げるには、抵抗勢力に屈しない熱量が必要である。
本書の要諦は、この二つだと考える。
グローカリゼーションにより成功を収めた大企業、その幹部、技術担当者など、それぞれの立場で過去の成功体験にひきずられて現実を見てしまう。
虚心坦懐に、今起こっていること...続きを読むPosted by ブクログ -
感想:ちきりんブログで紹介されていて読むことに。
先進国から新興国という通常の流れとは逆方向のイノベーションである、通称、「リバース・イノベーション」について書かれた本。
これからの世界の中心は紛れもなく先進国から新興国へと移っていくことから、イノベーションが逆流していくことは極めて筋が通っている。...続きを読むPosted by ブクログ -
一言で言えば、GEでポータブル超音波診断装置を作った話。同じことが繰り返し語られている。もっと薄く安くできるはず。表題のことよりも、社内での新規事業の立ち上げ方、という一般論、およびそれの事例集として読める。実際に、自分が新興国(タイとか)に行って仕事をするか、(衰退する)国内で生き延びれる仕事をす...続きを読むPosted by ブクログ
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途上国で最初に採用されたイノベーション。新興国市場は大幅に異なる世界であり、既存製品のカスタマイズは通用しない。
強みが弱みになり、弱みが強みになる。Posted by ブクログ -
イノベーションは先進国から発生するのではなく、
成長著しい新興国で発生するもの。
リバース = 新興国から発信し、先進国で拡がる。
実際にアメリカの企業が行ったリバースイノベーションの事例を紹介。
新興国では
・先進国が成長する時にはなかった技術を享受できる。
・既得権益を含めインフラが未整備...続きを読むPosted by ブクログ