杉浦理史&Pitaのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
冒頭で行われる六平の回想はきっと指導者であれば多かれ少なかれぶち当たってしまう悩み。だからこそ、現実主義になった六平をして理想を見ずに居られないオグリキャップの走りは輝いているのだと理解させられるよ
そしてオグリとバンブーのレースは僅差でオグリの勝利。クリークに敗れて以来、調子が微妙だったオグリにとって新たにライバル宣言したバンブーへの勝利は大きな自信となりそうだ
ただ、勝利に浸る間もなくジャパンカップへ向けての準備が始まると。これが連戦の苦しさか
他方でJCとして世界の大物が集まるレースなのだから、オグリだけでなく注目株は多数やってくるようで
特に前回のJCにてジョーカーとなり勝利を手にしたオベイユアマスターは一番の注目株か。前回は伏兵戦術に依る勝利だったけど、王者としてマークされている中で何処まで戦えるのか…
他には典型的ポジティブお嬢様のイブビンティも気になると云うか目が引き寄せられてしまうけども(笑)
それ以外では藤井がピックアップしなかったフォークインがオグリと出会った点や鏡の自分と会話する行為がどういう意味を持ってくるかも気になるけれど…
徐々に緊張感が高まるJC出走に向けたウマ娘達。その中でオベイユアマスターとオグリの会話は意味深
そういや、前回の対戦時にはほぼ会話してなかったんだっけこの2人って。その意味ではオグリにとってはほぼ初見の相手の筈で。なのにオベイユアの仮面を見破ってしまうオグリは勘が冴えているね
もしかして、この言葉がオベイユアの本性を引き出させてしまったのではないかと思えてしまう。記者会見時の挑発、そして本来の勝負服での出走。これらは隠匿を主戦術にしてきたオベイユアに不利を強いてしまうような…
既に不穏さがマシマシのジャパンカップ、ここで何が起こるのだろうね? -
Posted by ブクログ
クリークに敗れて失意状態なオグリの前に現れるのは新たなライバルですか。しかも後輩キャラっぽい雰囲気を持つバンブーメモリーというのはちょっと面白いかも
これまでオグリが闘った相手は誰も彼も同年代のライバルといった雰囲気があったからなぁ
でも彼女を指導するのは奈瀬文乃の親である奈瀬英人
前巻のレースにてオグリは文乃が指導するクリークにしてやられた格好。負けを取り戻すとしても、その相手としてクリークより難敵と思われるバンブーを相手取るのはどう考えても穏やかな展開とはならない
それが早くも現れたのはマイルCSへの出走志望か
バンブーからの宣戦布告というきっかけは有ったにしろ、無理な日程での連闘はオグリに良い結果を齎すとは思えない。むしろどっち付かずの結果になる可能性の方が高い
それでもオグリがクリークとの負けで生じた不足感を補うためには時には無謀とも言える挑戦が必要だったと言えるのかな
それが無謀だというのはオグリのトレーナーである六平は百も承知で
だから、ここで六平対英人の構図が生じるわけだね。連闘を決めた英人と決められない六平。トレーナーとしての器を見せつけられたかのような…
ただ、そこで自分の判断に意固地になる程度だったら六平は優秀なトレーナーとは呼ばれないわけで
オグリの熱にやられて、彼女の夢が叶う存在が見たいと、人間らしい感情を露わにする彼の姿は格好いいね。また、そこで押し負けるのではなくオグリが最良のコンディションでレースに挑めるように計画書を策定する辺りはやはり一流のトレーナーなのだと感じさせるよ
最近のレースとは異なる条件を備えたマイルCSのレースはだからこそオグリに考える事を要求してくるね
これまでは感覚的なものや六平の指導に拠ってレース展開を積極的に自分で決めずに走ってきた。でもマイルの特徴やクリークへの敗北がオグリに異なる視点を与えたようで
遣り方を変える事で新たな何かを掴めそうなオグリと並び走るバンブー。英人の手によって夢を叶える力を手にした彼女はオグリにどのような景色を見せつけるのだろうか? -
Posted by ブクログ
注目株の三者が揃った事で想定以上の熱量が迸る毎日王冠
毎度の事だけど、オグリってレース序盤は雌伏するものだから、その分だけ他のウマ娘のレース戦略をじっくり楽しめる気がするね
今回もロードロイヤルやメジロアルダンの勝ちを目指した戦略が光る光る
特にアルダンはまさかのオグリ特化の対策ですか
自身が万全のコンディションをいつも無条件に発揮できるわけでは無いと知っているからこそ、勝利を目指す際には万全の対策を練る
アルダンが見つけたオグリの癖は別にそれだけで致命傷となるようなものじゃない。でも一秒以下の違いが勝者を分けるレースでは突き方によっては致命傷と出来るもの
これまで本作では目立つウマ娘として描かれてきたわけじゃないけど、意外な強敵が居たものですよ
こんな中、思い通りの展開を作れないのがイナリワンか
前々からレース展開にムラッ気があるとの事だけど、それは今回も当てはまるようで
ただ、オグリに触発されて少しずつ獣の本能を示し始める様子には彼女も強者の一人なのだと感じさせるね
オグリとアルダンによって一騎打ちの場面が形作られるかに思えた局面に顔を出したイナリワン。おまけに”領域”に突入しているのだから侮れない
ただ、強敵が現れれば同じように強者の本領を表すのがオグリ
今回はギリギリの勝利だったけど、だからこそオグリにとって新たなライバルが登場したのだと判る結果になったね
勝負を受ける立場になったイナリワンの次なる挑戦も楽しみですよ
他方でスーパークリークも馬脚を現し始めたようで
当然のようにイナリワンもやってくるだろうし、他の強敵たちも一堂に会する
既にピリピリとして緊張感が盛り上がっていく中で再登場した彼女は何を六平に齎すのだろう?
フジマサマーチの外伝は良かったなぁ
オグリは遠く高い場所で強者達と競演している。既に活躍の舞台は雲泥の差
それでもオグリのライバルだと自分を定義し続けるフジマサマーチ。そうして手にした尊い1勝がまるでオグリに届いたかのようなラストは素晴らしいものでしたよ