周憂のレビュー一覧

  • 君の余命、買い占めました

    Posted by ブクログ

    自分の余命を売り買いできる短編小説。
    1編がショートで作ってあるので読みやすい。ですが、内容は結構売り買いの恐ろしさや自分の知らないところでの愛情、余命によって裏切られたりと気分がギュッとなるような作品もあって考えさせられた。

    0
    2024年06月22日
  • 君の余命、買い占めました

    Posted by ブクログ

     表題作「君の余命、買い占めました」を含めた12編、どれも“生きづらさ”と共に語られることが多い現代的な事象がモチーフになっているものの、つらさの中に“救い”が語られる短編集です。

     非正規雇用、孤独死、ハラスメントなどニュースでは社会問題としてネガティブに語られる事象であっても、そこに人がいる限り生まれる心の通い合いやちょっとした奇跡がうまく描かれていて、ホロリときたりジーンと感動したり、感情が忙しくなりながら引き込まれて一気に読みました。
     
     個人的なお気に入りは「余命告知シミュレーション」、Z世代であろう緩和ケア医の成長譚とも言える作品です。電車の2駅分ほどで読み終わるので成長譚とは

    0
    2024年05月22日
  • 君が永遠の星空に消えても

    Posted by ブクログ

    物語が進むにつれて、萌奈の感情が変化していく
    のが切なく感じました。萌奈と壱星の場面場面の
    やり取りが、染み染みとしました。

    0
    2024年04月28日
  • 君が永遠の星空に消えても

    Posted by ブクログ

    純粋に泣けました。
    読み終わった後は泣きながら笑顔に、、前向きな気持ちになれる素敵なストーリーでした。

    0
    2023年01月06日
  • 君の余命、買い占めました

    Posted by ブクログ

    新聞の書評欄で見つけて読んだ。SFと言うほどではないが、ちょっと非現実の設定を多めに取り込んだ。恋愛要素の強めの短編集。近頃、もっと小難しい本を読むことが多かったので、軽い読後感が心地よい。

    0
    2025年01月31日
  • 君の余命、買い占めました

    Posted by ブクログ

    ほんわかしたSF短編小説集(SFじゃないのもあるが)
    いい話が多いのですが、主人公への感情移入は短編なので難しい
    SFでは アンドロイドもの の3代目彼女(3台目?)が良かった。
    会社物?では隣の席のモンスター社員。モンスターがいると職場は大変!
    表題作は主人公がボケすぎて マザコン? なので星3つ

    0
    2024年10月04日
  • 君の余命、買い占めました

    Posted by ブクログ

    短編12編集。

    玉石と言うほどでもない。
    大したことのない、ほどほどの小編。ちょっと星新一っぽいところも感じるのだが、基本、ワンアイデアのプロット表示。

    うーん、だったらどうすんのと自問するが、そう思うと各編、アイデアを削った削った表現でギリギリ編んでるのか。
    いいのかも。こう言うの読みたい人には。

    ただ、テーマは恥ずかしいと言うかちょっとウザいとというか、やっぱり高校文芸部っぽくて、人生終盤のおじさんには、必要なかったかな。
    文章は、上手いと思います。
    その短い中で、つっかえもなく、最低限の登場人物が、居る。かなり文章推敲してるんやろうなあ。

    本のタイトルになってる「君の余命、買い占

    0
    2024年10月01日
  • 君の余命、買い占めました

    Posted by ブクログ

    短編集12篇
    表題作が切なくて良かったです。
    どの作品も思いやりのある優しい人たちが登場し、ほんわかとあたたかい気持ちになります。

    0
    2024年08月05日
  • 君の余命、買い占めました

    Posted by ブクログ

    正直言うと、帯の「サッと読めて 感動できる」というキャッチコピーは大嫌いです。そもそも本でも映画でも「感動できます」とかいう売り方が好きになれなくて、「ほらほらココ、感動的でしょ」みたいなアプローチをされると冷めまくる。それでも本作を読みはじめたのは、月末に「今月もあまり読めなかったなぁ」と思っていたところへ「サッと読める」が目に飛び込んできたからです(笑)。

    12編の短編のうち、最初のほうは上記のような思いがあるから「やっぱりね」。だけど、2年前に弟を、2カ月半前に母を亡くした身だからか、先へ進むほど心に染みる。特に最後の2編。最期に母の目を伝って落ちた涙を思い出すし、父はまだ健在ながら、

    0
    2024年06月29日
  • 君が永遠の星空に消えても

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    いぬじゅんさんにしてはつまらない「死んじゃってる系」。最初からずっと暗ーく、体調が悪い時には読みたくないどんより感。若者を泣かせるという目的の為だけの薄い内容。「泣けた=感動した」と錯覚させることを狙った作品を出版側が求めてるんだとしたらがっかりだ。ただ「逆向き流星群」ていうのを形にしたかっただけなんじゃないのか。

    0
    2024年01月25日