東京カメラ部のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
歴史的な名画を題材に、写真にも応用できる基本的な構図について解説されています。絵画は画家が構図の全てをコントロールできるわけなので、構図を学ぶのには写真以上に最適。本書のアイディアは素晴らしいです。
一方、当然写真の例も紹介されていますが、写真の構図はある程度の割合で結果論的なところもあるという印象を受けました。撮れたものに後から基本構図の概念を当てはめているような。それでも掲載されている写真がどれも素晴らしいもので、見ているだけで楽しいです。どちらかというと、味のある写真よりも派手でインパクトのある、インスタ映えする系統の写真が多かったです。 -
Posted by ブクログ
写真を撮るのが劇的に下手なので少しでも参考になればと思い、読み始めた結果、絵画にこんなにもいろいろな構図の技法が使われていたことに驚いた。
絵の中心ではなく端に人物がいる構図は、一見、バランスが悪く思えそうなものだが、実はもう一端に物体があったりして、バランスが取れている。これは意図して撮らない(描かない)とできないと思うのだが…
ラバットメント技法はそう言われても実践するのは難しい。
色の使い方や線で注目する対象へ誘導する技法も面白い。(間違いなく自分ではできない。)
写真を撮る時、私のようにセンスがない者は、直感で撮るのではなく、考えながら撮ることが大事だと思われる。(今更)