矢野日菜子のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
ネタバレおもしろい……!
本多忠勝が初陣の段階から家康の窮地を救いすぎていて、Twitterに載せたら嘘松wwwwて言われそうなくらい毎回の合戦のエピソードが濃い。活躍しすぎて戦国時代を生き延びた人たちの中でも別格。
絵も綺麗だし、儀式や武具の説明もすごくわかりやすいけど、同時に視覚で見せる漫画でもあると思う。叔父上が殿を守るために1人で武田兵を相手にするシーンで、視界が徐々に狭まっていく感じとか、タイトル通り風を切るような槍の描写とか……
言語化が上手な作品が話題に上がりがちな中、絵で魅せていく漫画としてがんばってほしい(?)
あと家康がちゃんと食えない性格っぽく描かれているのもいい。主人公の主 -
Posted by ブクログ
ネタバレ武士同志による技量と誇りの戦いの終焉となった長篠の戦い。自分達武士は鉄砲の後始末役かと憤る本多平八郎(忠勝)と常に気怠げで何事にも執着してなさそうな織田信長の問答に普段とタッチを変えた鬼気迫る絵柄も相まって読んでいて悲しくなる。
鬼美濃馬場信春が武田勝頼を逃がすため、決死の殿を務める際に前巻(だったかな?)のとあるシーンがオーバーラップする演出も心憎い。
その後本作表舞台に新キャラとして登場する井伊直政が見目、言動共にとても良い。彼が滅びた武田の赤備えを引き継ぐ話、平八郎がクソデカ数珠を身に纏うようになった経緯、いよいよ進退窮まった武田勝頼が自決直前に息子を元服させた時の思いの物語などこの巻に -
Posted by ブクログ
全国250万タダカッツファン+蜻蛉切ファンの方々、1巻をたまたま新刊コーナーで見かけてウッカリ買ってしまった『風の槍』2巻が出ておりました。今年の大河とガッツリかぶってんの笑う。
2巻は1巻よりもストーリー進行のかぶり具合が(元康の人生と交差し始めたので)シンクロ率100%に限りなく近く、大高城兵糧入れから桶狭間〜岡崎城〜信長と同盟結ぶ手前、の最近テレビで見たようなアレです。
ただし『どうする家康』よりも正統派解釈史実忠実(まあ江戸期以降のちょっと信憑性落ちる史料も使ってるが)なので、「歴史好きだけど今年の大河は口に合わない」という人でも『風の槍』はいけると思う。
今で言う中1であの兵糧入れ