塩瀬隆之のレビュー一覧
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問題と課題の違いを再整理するために購入。ワークショップの進め方、ファシリテーションの重要性についても学べた。挿絵や表があって、とても読みやすかった。教科書として手元に置いておきたい一冊。Posted by ブクログ
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本の太さには現れない骨太な内容でした。
問とは何か、ワークショップと問というある種の参加者とファシリテーター(伴走者)との両方の立場で語られていて深い。すぐには使いこなせないがいずれは…!Posted by ブクログ -
ワークショップにおいて、議論を活性化させ、より生産的な場にするための手法をまとめた本。大切なことは、課題の質・ワークショップの進め方・思考法と環境の整備だと思う。
ワークショップの進め方がどんなに良くても、課題の質が悪いと良い結論を得ることはできない。逆に、課題の質が良ければ、議論が活発になる...続きを読むPosted by ブクログ -
この本はめちゃくちゃよかった!「問い」をデザインすることは、会議やワークショップの場だけでなく、仕事を進めること、友達と楽しむこと、いつでも発生する対話をどう創造的なもの、ワクワクするものにしていけるかということで、そういう視点で見ると応用力のとても広い1冊だなと思います。あ、こういうアプローチもあ...続きを読むPosted by ブクログ
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全体的にわかりやすく、とても読みやすかったです。目標のリフレーミングは様々なシーンで役立ちそうです。
最後に実例があったのも、著者自身も悩みながら問いを研ぎ澄ませていることがわかり、問いをデザインすることの奥深さを感じることができてよかったです。Posted by ブクログ -
創造的な対話を進めるためにどう進行していくべきかをまとめた本。
問いに関する基本的性質から、問題の本質の捉え方、課題の定義の仕方、その上でのワークショップの進め方など著者の経験に基づきまとめられており秀悦である。ただ、1回読んだだけで理解出来る内容ではなく、何度も読んで実践を積み重ねることでようやく...続きを読むPosted by ブクログ -
問がなぜ必要か。
どのような効果があるのか。
何をすればよいのか。
がポイントごとにわかりやすく表現されている。
ワークショップデザインをされる方、
ファシリテーションをされる方はご覧になるとためになると思う。Posted by ブクログ -
ちょうど仕事でファシリテーションを担うことになり四苦八苦しているところ、この本に出会ったが、マインドセットからノウハウまでとても参考になったPosted by ブクログ
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3.問いかけの作法よりも理論っぽい説明が多く、読むことに多少苦労した印象を持ちました。しかし、書いてある内容は、とても大切なものばかりです。「問い」とは自分だけではなく、相手に対してプラスな影響を与えていくことが本当の役割なのだと思いました。自分自身では気づかないことを問いによって...続きを読むPosted by ブクログ -
漠然と「問い」の力を強化できればと思い読み始めたが、「創造的対話のファシリテーション」の副題どおり、ワークショップのデザインについても多く語られていた。ちょうどグループワーク中で、色々取り入れられそうな要素があったので実践していきたい。ワークショップの実例紹介が大変参考になり、興味深かった。Posted by ブクログ
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ファシリテーションの説明を読むのは難しい。なぜなら、ファシリテーションには「空気」があるからだ。
「その場はあたたかい雰囲気でした」と説明されても、その雰囲気は頭ではわかるが、でもそれは、その場の雰囲気を理解したことにはならない。
同様に、ファシリテーションを説明されても、頭では理解できるが、フ...続きを読むPosted by ブクログ -
これって本当に難しい。けど、すごく面白い。問いのデザインの仕方でゴールも辿る道も異なる。対象が誰かでも変わってくる。だから、絶対的な問いってないだろうし、全員で創り上げていくもの。それをファシリテートできる人って憧れる。Posted by ブクログ
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◯目的
仕事で会議体の取りまとめを行う機会が増えてきたため、ファシリテーションのスキルを身につけたいため
◯感想
問いの基本性質をインプットした上で、問いのデザインの基本フレームを学ぶことができた。
特に問題の本質を捉え、解くべき課題を定める「課題のデザイン」に関してはワークショップだけではなく、...続きを読むPosted by ブクログ -
仕事の中でワークショップをすることがある者です。
これまで経験して得てきたワークショップのコツのようなものが整理され言語化されているので、再現性が高まりそうでありがたい。
その上で、抜けていた準備や、視点などの、確認と補足になった。
Posted by ブクログ -
会議、打ち合わせを調整したものの意見の出ない場に虚しさを感じることも多く、ファシリテーションがうまくなりたいと常日頃思っているので、参考にしたいと思い、借りた。体系的に整理されていて、参加者が自分事として取り組めるように場を調整する手段などとても参考になるが、ワークショップのファシリテーションと会議...続きを読むPosted by ブクログ
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ゼミでワークショップを企画する際に参考にした。1から丁寧にわかりやすく書かれてあり、大変助かった。
依頼者がどのように目標を認識しているのか、課題は自分本位ではなくメンバーに共通することなど、クライエント/当事者重視で進めることを忘れずに、次も機会あれば活かしたい
「workshop」は「工房」であ...続きを読むPosted by ブクログ -
具体と抽象で議論を捉える。
因果を構造化して、それに対して本当か?どうして?それだけ?と天邪鬼思考をしたり、素朴思考をしたりして投げかける。
議論のスタートが鍵。まずは答えやすい具体的な問いから始めて、足場づくりをする。
問いをイメージするときは、個人⇆組織と過去⇆未来の二軸によるマトリクスで整理す...続きを読むPosted by ブクログ -
ちょっと仕事で必要になりそうだったので、
ざざーっと必要なところを拾い読みしたのですが、
そんな適当な読み方にもかかわらず、
この本は結構なスゴ本だというのが読んでいてヒシヒシと感じます。
残念なのは、ちょっと堅苦しそうなタイトルで、
中々読者が読もうという気にならないところ。
タイトルの設定が間...続きを読むPosted by ブクログ -
p219 答えは持ち合わせていないが、答えに辿り着くプロセスには責任を持っている。そのようなスタンスを場に共有することは、場をホールドすることにもつながるでしょう。
自分の意見も持ちながら、自信を持って伴走するための根拠が示されている。コンサルティングにも、子育てにも通じるスタンスで、迷いがちな領...続きを読むPosted by ブクログ -
仕事で困りごとの相談を受けると、「いやほんとの課題はそこじゃないんじゃない?」と感じる事がある。対話を深める中でうまく軌道修正できる場合もそうでない場合もあって、それを上手に整理する人になりたいと思って手に取ってみた。リサーチドリブンイノベーションという同じ筆者の本が面白かったからというのもある。た...続きを読むPosted by ブクログ