黒抹茶のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
元素が「は~い! ボクの名前は〇〇でーす!」w
と名乗ることはないでしょうから、元素くん・元素ちゃんの名前は人間の誰かが付けたのでしょうけど、あまりにも当たり前に名前を習ってきたので、「元素に名前をつけるなら」なんて考えたことはありませんでした。
ですが、本書の「はじめに」で紹介されているように、元素が新しく発見されたという発表があると「命名」の問題が浮上します。
例えば、2016年11月には113番目の元素が「ニホニウム」と名付けられましたし、115番は「モスコビウム」・117番は「テネシン」・118番は「オガネソン」と名付けられたそうです。
それぞれ研究所の場所や科学者の名前などを記念して名付けられたそうですが、元素が発見されて、その名前の発表を知るというのは、なかなかない機会ではないでしょうか。
この本では、全118の元素の名前の由来が5つに分類して説明されています。中には由来がわからない元素もあるそうで、それもひとつの章立てをして説明されています。
中学・高校などで元素の名前や元素記号は覚え(させられ)ましたが、名前の由来を本で読めるとは思っていませんでした。本書では名前の由来にとどまらず、各元素の基本情報も記載されていますので、化学の勉強の本としても活用できそうです。
あまり関心がなかった元素ですが、名前の由来を知ると何となく親しみがわいてきます♡
《章立て》
第1章 古くから知られていて命名者がわからない元素
第2章 神話の概念や人物(天体を含む)から命名された元素
第3章 鉱物や類似の性質から命名された元素
第4章 場所や地理的領域から命名された元素
第5章 元素の性質から命名された元素
第6章 科学者から命名された元素
《詳細目次》
はじめに
第1章 古くから知られていて命名者がわからない元素
Au 金
Ag 銀
Cu 銅
Fe 鉄
Pb 鉛
Sn スズ
Hg 水銀
C 炭素
S 硫黄
Sb アンチモン
As ヒ素
Zn 亜鉛
Bi ビスマス
Pt 白金
第2章 神話の概念や人物(天体を含む)から命名された元素
U ウラン
Ti チタン
Te テルル
Ta タンタル
Nb ニオブ
Ce セリウム
Pd パラジウム
Ir イリジウム
Se セレン
Th トリウム
V バナジウム
He ヘリウム
Np ネプツニウム
Pu プルトニウム
Pm プロメチウム
第3章 鉱物や類似の性質から命名された元素
Co コバルト
Ni ニッケル
Mn マンガン
Mo モリブデン
W タングステン
Zr ジルコニウム
Be ベリリウム
K カリウム
Na ナトリウム
Ca カルシウム
Ba バリウム
Mg マグネシウム
B ホウ素
Li リチウム
Cd カドミウム
Si ケイ素
Al アルミニウム
Sm サマリウム
F フッ素
Rn ラドン
Pa プロトアクチニウム
第4章 場所や地理的領域から命名された元素
Y イットリウム
Tb テルビウム
Er エルビウム
Yb イッテルビウム
Sr ストロンチウム
Ru ルテニウム
Ga ガリウム
Ho ホルミウム
Tm ツリウム
Sc スカンジウム
Ge ゲルマニウム
Eu ユウロピウム
Po ポロニウム
Lu ルテチウム
Hf ハフニウム
Re レニウム
Fr フランシウム
Am アメリシウム
Bk バークリウム
Cf カリホルニウム
Db ドブニウム
Mc モスコビウム
Ds ダームスタチウム
Hs ハッシウム
Fl フレロビウム
Lv リバモリウム
Nh ニホニウム
Ts テネシン
第5章 元素の性質から命名された元素
P リン
O 酸素
H 水素
N 窒素
Cl 塩素
Cr クロム
Rh ロジウム
Os オスミウム
I ヨウ素
Br 臭素
La ランタン
Cs セシウム
Rb ルビジウム
Tl タリウム
In インジウム
Pr プラセオジム
Nd ネオジム
Dy ジスプロシウム
Ar アルゴン
Kr クリプトン
Ne ネオン
Xe キセノン
Ra ラジウム
Ac アクチニウム
Tc テクネチウム
At アスタチン
第6章 科学者から命名された元素
Gd ガドリニウム
Cm キュリウム
Es アインスタイニウム
Fm フェルミウム
Md メンデレビウム
No ノーベリウム
Lr ローレンシウム
Rf ラザホージウム
Sg シーボーギウム
Bh ボーリウム
Mt マイトネリウム
Rg レントゲニウム
Cn コペルニシウム
Og オガネソン
Column
・元素について
・原子と分子について
・日本語の元素名
・元素の名を持つ顔料
・電子・陽子・中性子の語源
索引
参考文献