2008年から毎年行われている白石城での鬼小十郎祭りは今年も10月3日に行われたようですね。本作のタイトルにもなった阿梅も登場したようです。本作は真田幸村娘である阿梅の大阪夏の陣以降の行く末について、阿梅、鬼小十郎こと片倉小十郎重長(本作の年代中は重綱、のちに重長に改名)、重長の正室の視点を中心に綴られています。初め、視点の変化に違和感かかえたまましばらく気づかず、途中で1回章の始めに戻りました。物語自体は粛々と和やかなに時間が流れており、時に緊迫した場面もありますが私は終始穏やかな気持ちで没頭して読み進められて大変満足です。