カーク・ウォレス・ジョンソンのレビュー一覧

  • 大英自然史博物館 珍鳥標本盗難事件―なぜ美しい羽は狙われたのか
    死んだ鳥を大量に盗む?いったいぜんたい、だれがそんなことを?大英自然史博物館から忽然と姿を消した鳥標本。
    色鮮やかな羽を持つ鳥はなぜ盗まれたのか
  • 大英自然史博物館 珍鳥標本盗難事件―なぜ美しい羽は狙われたのか
    確かにねぇ…
    こんなコミュニティがあることは、ほとんどの人が知らないだろうし。
    警鐘を鳴らす、という点では価値のある1冊。
    でも、最後がすごく消化不良に終わっていて…
    正義は勝たないんですね、まあそれがノンフィクションか。
  • 大英自然史博物館 珍鳥標本盗難事件―なぜ美しい羽は狙われたのか
    【感想】
    凄い。「博物館から鳥が盗まれた」という地味な題材だけで、ここまで面白いミステリーが描けるとは。

    17歳でロンドンの王立音楽院にフルート奏者として入学した、音楽のトップエリート。その彼が魅せられた「毛針製作」というコミュニティはまさに見栄と欲望の界隈であり、罪を犯してまで高価な羽を盗む事態...続きを読む
  • 大英自然史博物館 珍鳥標本盗難事件―なぜ美しい羽は狙われたのか
    ノンフィクションだけど、フィクションみたいな話。
    タイトル通りの事件だけど、冒頭でその鳥の羽の標本をウォレスなどの学者が命がけで収集してきた事が描写されているので、それが簡単に私利私欲の為になきものにされてしまうのがあまりにも切ない。
    毛針というものに魅了されてしまう気持ちも分からなくもないけれど、...続きを読む
  • 大英自然史博物館 珍鳥標本盗難事件―なぜ美しい羽は狙われたのか
    大英自然史博物館から貴重な鳥の剥製が盗まれた実話を追ったノンフィクション。
    盗み自体は、なんて事はない内容だが、共犯者の存在、盗まれた剥製の追跡など、面白い。
    特異な毛針コミュニティの存在も初めて知った。

    ただし、真相究明という点では若干消化不良の感あり。