街道歩き委員会のレビュー一覧

40代からの街道歩き 《鎌倉街道編》

街道歩き委員会 / 内田晃

いざ、鎌倉へ！鎌倉街道上道を歩く楽しみを、伝授。
・鎌倉街道全図
・街歩きのアドバイス
・鎌倉街道編 群馬県安中から鎌倉までの上道、約248km。
中道・下道のダイジェスト版、鶴岡八幡宮、
Column、索引有り。

鎌倉街道は、鎌倉幕府と関東武士団を結ぶ街道で、
その実態は不明の「幻の道」。なんせ600年以上前の道だもの。
上道・中道・下道の主要幹線と思われる道があり、
その中から上道にスポットを当てて、その街道歩きを紹介。
群馬県安中から鎌倉までは、かなりの長丁場。
幾つかのコースに分けてルートを繋ぎ、踏破する、
現代人向けの街歩きを教えてくれます。
それぞれのコースに、歩行距離や時間、歩数の目安有り。
各コースは、ほとんどが鉄道駅に近いので、アクセスが楽。
地図とコースの概要に続き、歩く途中に出会う、
寺院仏閣や名所旧跡が、カラー写真と共に紹介されています。
特に、いざ鎌倉！と向かう距離の長いこと。
鎌倉武士や御家人、畠山重忠の本拠地からの遠さ。
新田義貞の鎌倉攻めの行軍も同様。
また、源氏の人々、中でも源頼朝や義経、北条政子、
木曽義仲や息子の義高の伝説、謡曲「鉢の木」の舞台等、
鎌倉時代に思いをはせることが出来る場所も点在。
中先代の乱の戦場跡もあるので、
「逃げ上手の若君」の聖地巡礼にも良いかも。

40代からの街道歩き 《大山街道編 成田街道編》

街道歩き委員会 / 土井正和

2つの参拝道、大山街道と成田街道を歩く楽しみを、伝授。
・街歩きのアドバイス
・大山街道編 東京の永田町から大山阿夫利神社まで、90.8km。
・成田街道編 東京の新宿から成田山新勝寺まで、70.3km。
各編共にColumn、索引有り。

それぞれの参拝道は、どちらも長丁場。
幾つかのコースに分けてルートを繋ぎ、踏破する、
現代人向けの街歩きを教えてくれます。
それぞれのコースに、歩行距離や時間、歩数の目安有り。
地図とコースの概要に続き、歩く途中に出会う、
寺院仏閣や名所旧跡が、カラー写真と共に紹介されています。
各コースは、ほとんどが鉄道駅に近いので、アクセスが楽。
江戸時代の旅人の気分で、道祖神や一里塚、庚申塔を
辿るのも良し、名所旧跡に立ち寄るのも良し。
というか、え、あそこに庚申塔があったの？など、
近くに住んでいても知らなかった情報があったのには、驚き。

40代からの街道歩き 《日光街道編》

街道歩き委員会 / 内田晃

実際やるかは置いておいて。
日本橋から日光まで3泊4日、大体の距離がわかる本。大阪在住時に西国街道を巡ったが、仲間がいないとやる気にはならんなぁ…(本の感想ではない)この手の本、また読みたい。そして誰か、一緒に挑戦してほしい。笑

40代からの街道歩き 《大山街道編 成田街道編》

街道歩き委員会 / 土井正和

＜目次＞
大山街道編
成田街道編

＜内容＞
大山街道約90㌔、成田街道約70㌔を若干寄り道をしながら、歴史的要素を中心に綴っている案内書。鎌倉街道に続く第2弾（こちらは未読）。本の形態上、最低限の情報という感じ。地図も座って読むにはいいが、持ち歩くには小さいか？五街道などに比べてマイナーなルートなので、そちらに興味があれば。

40代からの街道歩き 《鎌倉街道編》

街道歩き委員会 / 内田晃

「腹も出てきたし、歩こっか」という、まことに中年らしい理由で手に取った。

「鎌倉街道がある」ということ自体は知っていたのだが、主要幹線として西から「上道（かみつみち）」「中道（なかつみち）」「下道（しもつみち）」があるのだとか。本書は主に上道を掲載したものだ。

なかなか丁寧に作られていて、「あれも鎌倉街道か！」の発見もある。鎌倉幕府ゆかりの人物と関係が深い寺や歴史上の事件の現場なんかもあって、字面として知っているだけだった人物や場所を体験する格好のツールになりそうだ。

テレワーク続きでだいぶ脚力も落ちているので、まずは短めルートから探検だな。「中道」「下道」の詳細版にも期待。