雪丸ぬんのレビュー一覧
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おじいちゃんが営む喫茶店、カスミ。白と茶色の角砂糖はレトロ感があって可愛くて。おばあちゃんとの想い出が詰まった素敵なお店。行ってみたいなと思いました。私も柚子ソーダに絶対アイスクリームをのせたいです!笑
夢を追うことから逃げて、色褪せた世界で過ごしていた夕映に、おじいちゃんの居る空間は温かくてとにかく優しい。夕映には唯一安心出来る場所なんですよね。おじいちゃんの優しさ、孫への愛情がひしひしと伝わりました。
傷は思ったよりも深くて、誰にも抉られないように下を向いて。ほんとうは今でもバスケが大好きなはずなのに。そんな気持ちを察することのできる直哉の行動力はかっこいいなと感じました。
夕映の頭を撫でる仕草、夕映を見守る懐の大きさ、おじいちゃんのことを「藤一郎さん」と親しげに呼んで仲良くする直哉に、同年代の子たちより大人びた印象を抱きました。
痛みを経験したからこそ、また前を向いていくことが出来る。たくさん経験して頑張って、つまずいて、それがたとえ大好きなことに背を向ける時間があってもいいと思う。どんな時間も決して無駄ではないということ。第一線で活躍することだけが全てじゃなくていいんですよね。夢への関わり方は幾通りもあるんですから。大切なのは好きだという気持ちですものね。
自分自身を認めて、受け入れることのできた夕映や直哉は、この先に困難があったとしても乗り越えて大人になっていくんだろうなぁと、成長を感じました。
ラスト、直哉の過保護な甘やかしは個人的に好きな部類です!笑
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Posted by ブクログ
ネタバレ結ちゃん、表紙のイラストから予想外に元気いっぱい頼れる子だった!16ページで倫太郎くんが「かっこよくて似顔絵を描いてみたい」って言ってて、絵を描くのが大好きなのすっごい伝わってきた!
20ページの元気なあいさつをする結ちゃんにぐっとなっちゃった……。不安でいっぱいのとき、「素直に言えばよかったのに」とか「なんでもっと早く言わなかったの」とか言われたことあるけど、言ったら迷惑かなとか、言ったら怒られちゃうかなってなったことある。「自分は不安です!」って言うのって、すっごいすっごい勇気が入ります。だから、それを隠しちゃうように元気にみせようとするの、自分もだー!ってなった。22ページの心配してほしい優しくしてほしいっていう結ちゃんの気持ち、あの時の自分の気持ちと一緒かもって思った!でも、23ページで結ちゃんは、自分が怖いなって思う気持ちを打ち明けられることができて、良かったなって思った。
33ページのイラストすっごいすっごい好き!結ちゃんと流星くんの大切な思い出の約束の一ページがたくさん溢れてる。二人の背中に星がたくさん流れていて、時間がぐるぐる巡っているみたいって思いました!
多摩子さんの『鈴木くんは犯人じゃありません』って面白そう!龍之介くんがすばらしいって絶賛する多摩子さんの作品たち、読んでみたいです!
結ちゃんは過去に自分の不安を出さないために元気に振る舞うってことをしていて、龍之介くんは演技の為に自分を作品のイメージに近づけるってことをしている。「演じる」って、相手に見せたい部分をみせるってことだけど、自分を偽ることでもあるんだね。46ページの龍之介くんの「ぼくがもし~責任重大だ」って言葉、ズドーンって重みがあります。
結ちゃんが大きなくしゃみで龍之介くんを庇ったところ、結ちゃんの勇気も凄いんだけど、【そうせざるを得ない】状況での【振る舞い(演技)】を結ちゃんは自ら選択して行っていて、なんだか結ちゃんだけじゃなくて、この撮影の世界にいる人たちみんなが【そうせざるを得ない振る舞い】をしながら過ごしているのかなってくらい、緊張感のある場面の連続だった!読んでてすっごいドキドキしてたけど、71ページで結ちゃんに火が付いたところ、ちょっと笑っちゃった!そこだー!結ちゃん行けー!ってなった!
キーマカレー!私も好き!甘いカレーだったら食べれる!結ちゃんも甘いキーマカレー派かな?82ページで、多摩子さんがちゃんと結ちゃんを守ってくれる大人で良かったなあってなった!95ページでも結ちゃんの気持ちを確認してくれて、結ちゃんの傍にいる大人が多摩子さんで良かったー!多摩子さん大好きです!
監督という立場の人間が、一般人(俳優さんじゃないからね!)である結ちゃんを、みんなの前で頑なに「くしゃみちゃん」って呼び続ける意味はなんだろう?
月菜さんは月菜さんで一生懸命な子なんだろうなあって思いました。結ちゃんに対して発する言葉は「いいかげんなことをしないで」で一貫しているし、彼女の芯になる部分が揺らがないから、キツイ言葉に現れちゃうのかな。撮影の場面は【そうせざるを得ない振る舞い】だって感想書いたけど、月菜さんはそういう小細工みたいな態度をわざわざ見せずに、ガツンと言葉を放つところがカッコイイ子だなって思いました!
12章のタイトルの「やっと会えた……!」から結ちゃんの気持ちがすっごいすっごい伝わってきたのに、156ページの「再会なんてしなければよかった……」で泣いちゃった。「楽しかったよー」ってごまかして、過去みたいに自分の気持ちを見せないようにしている結ちゃん、すっごいがんばってて、がんばってて、がんばってるから辛いです……。多摩子さんとお話して、結ちゃんの気持ちが言葉にできたの、嬉しくてまた泣きそうになっちゃった。
決意した結ちゃん、カッコイイ!雪丸ぬん先生も書いてたけど、また結ちゃんと流星くんが笑い合える日がくると良いな!これからの結ちゃんの快進撃!?を是非、読んでいきたいです! -
Posted by ブクログ
ネタバレ【HJ文庫公式レビュアープログラム5月配本作品】
行動力旺盛な下町の自転車屋の息子が外の世界を知りたい箱入りお嬢様と偶然出会って始まる青春物語。主人公の勇輝は中三ですが、大人じみており礼儀作法もしっかりしているのが好印象。そんな彼が住む世界が違う純奈と恋人になるために、同じく中三の彼女が在籍している超名門高校への入学を目指しつつ、彼女の「冒険」を相棒として支える姿を描く今回です。「身分差ラブコメ」という王道の主題ですが、両家に実は因縁がありそうな印象を受けるのが他の作品にないポイントかなと思います。二人の物語がこれからどう展開されるのか。続きが気になる期待の新シリーズです。 -
匿名
購入済みなかなか不思議な展開
縁結びという言葉を聞くと、神秘的な出会いを思い浮かべるものだと思いますが、この作品では紅子の受難を回避することを目的として縁結びミッションを繰り広げている特徴があります。恋野の存在が彼女にどのような影響を与えるのか、続きが気になるので確認したいです。
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Posted by ブクログ
ネタバレ前半は筆を折った元天才作家の高校生を女子高生が立ち直らせるお話。
後半はいわゆる難病もの。
前半はちょっと文学少女を思い出したりした。
…のだけど、なんというか非常に個人的な話としては、前半の流れのようなプロットのお話を昔書いたことがあってそのストリーラインにちょっと驚いた。
正体を明かさず近づく所、強引に物語を書かせようとするところ、その理由、そしてファンレターの件。
いやあ、まあそうだよね、そういう構成になるよねと一人納得^^
後半の彼女の病気が発覚するあたりから難病物の定型になっていくのだけど、正直個人的には苦手な分野。
ただ結末には希望があってよかった。