ジェニー・クリーマンのレビュー一覧

  • セックスロボットと人造肉 テクノロジーは性、食、生、死を“征服”できるか
    日本で生きていると実感の湧かない世界の実情、地球の現実を知ることができた、自分にとってはとても貴重な一冊。
    テクノロジーの発展は、確かに私たちを便利な生活へと導く。しかし、その甘い蜜を現代を生きる誰もが吸っている(無意識的に)からこそ、「便利さ」という誘惑に私たちは驚くほど脆弱だ。
    現代に蔓延る社会...続きを読む
  • セックスロボットと人造肉 テクノロジーは性、食、生、死を“征服”できるか
    セックスロボット、人造肉、人工子宮、自殺装置についての最新テクノロジーを追った四章。
    著者の考えはともかく、いろいろなテクノロジーが紹介されていておもしろかった。
    著者はなぜかどれに対しても批判的。
    もしかしたら問題点を見つけるために、あえて否定的な目でみてるのか?
    そのせいでどのインタビューも開発...続きを読む
  • セックスロボットと人造肉 テクノロジーは性、食、生、死を“征服”できるか
    最先端テクノロジーは人間を幸福にするのか。自称「懐疑的なひねくれもの」である女性ジャーナリストが取材するテクノロジーの世界には、人間の見栄、虚栄心、エゴ、支配欲が充満している。
    テクノロジーをフェミニズムの問題として読める新鮮な読書だった。
  • セックスロボットと人造肉 テクノロジーは性、食、生、死を“征服”できるか
    最新のテクノロジーを詳しく知れると思いながら読んだけど著者の私情がふんだんに入っていて正直邪魔だった。しかも批判的…
    セックスロボット、人工肉、人口妊娠、自発的な死を取り上げている。

    テクノローと倫理がテーマだった。でも著者に興味はないんだよななければ良かったな。
  • セックスロボットと人造肉 テクノロジーは性、食、生、死を“征服”できるか
    倫理の議論が追いついていないほどの超最先端テクノロジーに対して、フェミニズムの視点と生身の人間を最上と定義する著者がインタビューをする内容。質問内容にも筆者の考え方が色濃く出ている。
    最新技術はどれもSFのような夢のある発明ばかりで、読んでいてワクワクする。倫理的な議論の余地も存在するが、超最先端テ...続きを読む
  • セックスロボットと人造肉 テクノロジーは性、食、生、死を“征服”できるか
    性、食、生、死の形が今後多様化していくのは間違いないと思うし、その多様化を進めていくのは本書に書かれているような人々なのだろうけど…なんとなく拒絶感を感じてしまう…著者が否定的だからなのか、本能的なものなのか…
    何十年、何百年後には書かれているような技術が普及してる未来が本当にくるのかしら…?

    ...続きを読む
  • セックスロボットと人造肉 テクノロジーは性、食、生、死を“征服”できるか
    紹介されている内容がどれもこれも胡散臭いと思ってしまったけど、新しい技術が生まれる直前というのはこんな感じなのかなとも思った。
    人工子宮の件、女性はキャリアと家庭のすべてを手に入れるのはほぼ不可能という認識は全世界共通なんだなと実感させられた。
    どんなにすてきな技術でも、使われ方までは指定できないと...続きを読む
  • セックスロボットと人造肉 テクノロジーは性、食、生、死を“征服”できるか
    興味のあるテーマなのでどの章もとても面白かった。
    が、著者が個人的な自意見や感情を剥き出しにしていたりインタビュー中に喧嘩腰になっていたりする点が読んでいて少し気になった。
    読者としては最新の未知なるテクノロジーの情報を得たくて読んでいるので、著者が思うところがあってももう少しジャーナリストとしてフ...続きを読む
  • セックスロボットと人造肉 テクノロジーは性、食、生、死を“征服”できるか
    「性愛」「肉食」「生殖」「自死」という重たい議題を
    テクノロジーを軸に展開。
    性愛=セックスロボット
    肉食=培養肉
    生殖=妊娠ビジネス
    自死=安楽死
    どれも倫理感とテクノロジーの狭間で
    僕たちが「?」となるテーマ。
    取材をもととした事実が列挙され
    いろいろ考えさせられる。